大門実紀史の発言 (消費者問題に関する特別委員会)

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○大門実紀史君 その骨太の議論ですか、そういうのは後で時間があれば触れたいと思いますが、大事だと思うんですけど、消費者契約法の、だからもう消費者契約法ではここまでしかできないんだと、これから類型の追加をやっていくだけなんだで終わらないで、やっぱり消費者契約法の中でもやれることはまだあると思うんで、そこはちゃんと追求していただきたいんですけれども。
 もう一つ、今日も議論ありましたが、検討委員会報告の意見がほとんど法案に反映されていないじゃないかと、乖離があるじゃないかと、これも現場からかなり強い意見が出ております。その答弁に対して、今日もありましたが、検討会報告では意見の隔たりがあって、意見の隔たりがあったんである程度幅のある形でまとめられたという答弁が衆議院でも繰り返されてきましたし、これから参議院で同じ質問があればこういう答弁を繰り返されるのかも分かりませんが、そうだろうかと、経過から振り返ってそうだろうかというのがございましてですね。
 報告書の構成ですが、取消し権についての部分だけでも、大体共通していますけど、まず問題の所在というのを書かれているんですね、で、考えられる対応というのがあって、この二つが本体なんですね、本体なんですね。加えて、最後のところで、なおということで、いろんな意見がございましたと、これはほかの省庁のいろんな答申文書でもあることなんですけれども、本体は問題の所在と考え得る対応なんですね。
 通常、私もほかの委員会、ほかの省庁と対応していますけれども、法案に向けた検討会、審議会、そういうものがあって、それについての答申をしてもらって、大抵はその方向で法案というのはまとめられるものなんですよね。ですから、私も、この検討会の報告書と法案の乖離は、現場の方だけじゃなくて私も感じるんです、私も感じるんですよね。ですから、その最後のなお書き、なおこういう意見がありましたというのを理由に意見の隔たりがあったから法案化できませんでしたという、何かちょっと答弁がおかしいなと、話がおかしいなというのは、これ誰でも感じる話じゃないかと思うんですよね。
 もう一つは、委員の方にもお聞きしますと、検討会の合意事項として、検討会での合意事項として、意見の対立があった事項は別途将来の課題にすると、別途将来の課題にすると、今回の改正の項目には入れないと。したがって、考えられる対応、今回の出された方向性というのは、いろんな意見の隔たりが、隔たりというほどのものはなくって、いろんな意見はあったけど、みんながまとまったものと解釈するのが普通ではないかと。だから、そのまま法改正に進んでほしいのに、みんながそう思っていたのにそうならないから、現場から強い批判の意見が出ているんではないかというふうに思うわけですね。
 このことは、今後、先ほども話した、今後、消費者庁の委員会って何だろうと。いろんな検討委員会、消費者委員会がこの前ひどい話ありましたけど、書面デジタルでね、先ほども川田さんが取り上げられましたのありましたが、消費者委員会はまだ独立したものというのはありますが、こういう消費者庁の中で法案を検討してもらう委員会というのは結局ただの公聴会かと、議論だけさせておいて法案は別に作りますよというようなものにもうなるんじゃないかと。
 そういうことだったら、消費者団体も、長年掛けて何回も委員会に参加してですよ、意味がないと、こういうことならばと、こうなってくるんですね、なっているんですよね。そういう点で、消費者庁の中のその委員会の在り方、法案作成に向けた委員会の在り方の何か信頼性も今失いかけているというふうに思うんですよね。
 だから、やっぱり委員会での答申というのは大事にしていかないと、急に答弁でいろんな意見がありましたからなんて言ったら、もう参加してくれなくなるんじゃないですかね、こんなこと続けていると。ちょっとそういう危惧を感じるんですけど、高田さん、いかがですか。

発言情報

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発言者: 大門実紀史

speaker_id: 16551

日付: 2022-05-13

院: 参議院

会議名: 消費者問題に関する特別委員会