西銘恒三郎の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○国務大臣(西銘恒三郎君) 十一年前のことを思い出しますと、当時私は、三期目の選挙で落選をしておりまして、地元におりました。たまたま、県議会時代の先輩が副知事を務めておったもんですから、副知事の部屋に訪ねていって、お話をしているさなかに目の前にあったテレビで状況を見て、これは何なんだというような思いで大ショックを受けたことを覚えております。
 それから、何とか現場に行きたいという思いで、一人でリュックの中に黒糖や菓子類を詰め込んで、当時、北の方から、盛岡の方から入りまして、宮古の方にバスで乗り継いで行きまして、田老地区の方に入りました。本当にこの現場を見て、わあ大変なことになったなと思いながら、歩きながら、ボランティアの方々、恐らく消防の関係者だったかもしれませんが、歩いていって、リュックの中身を全部、何も名も告げることなくお渡しをして戻っていったということを今思い出しております。
 その後、十一年が経過する中で、私も国政に戻ってまいりまして、総務省の副大臣や経済産業省の副大臣として現場を訪れ、被災地の様子も大きく変化をしてきている中で、この体験に基づいて、今でもとにかく現場主義に徹するということを心掛けております。
 大臣に就任しましてからも、総理の指示が、全ての閣僚が復興大臣であると、とにかく現場に出向いて被災者に寄り添って仕事をしなさいという御指示でございまして、まさに改めて現場主義に徹しながら、十一年経過したとはいえ、現場を訪ねて車座の対話で意見を聞いていても、それぞれの現在進行形の形でまだまだこれから復興を取り組まなければならないという思いも強くいたしております。
 地震や津波の被災地域とまた原発災害の被災地域でも現場を見て話を聞く限り、これは中長期的な課題にもしっかり取り組んでいかないといけないなという思いで、十一年経過したこの節目に改めて復興への思いを、現場主義に徹して被災者に寄り添って進めていかなければならないという強い思いを感じているところでございます。

発言情報

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発言者: 西銘恒三郎

speaker_id: 23374

日付: 2022-03-15

院: 参議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会