野田聖子の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(野田聖子君) 女性活躍担当大臣、こども政策担当大臣、孤独・孤立対策担当大臣、少子化対策及び男女共同参画を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。
 子供に関する取組、政策を我が国の社会の真ん中に据えたこどもまんなか社会を目指すため、昨年末に、こども家庭庁の創設の考え方を示すこども政策の新たな推進体制に関する基本方針を閣議決定しました。この基本方針に基づき、子供が健やかに成長することができる社会の実現に向けて、子育てにおける家庭の役割の重要性を踏まえつつ、子供の視点に立って、子供の健やかな成長のための支援、子育て家庭の支援、子供の権利利益の擁護を担う組織として、こども家庭庁を設置するための法律案を今国会に提出しております。法案の早期成立に向け、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。
 我が国の少子化の進行、人口減少が深刻さを増している中、一人一人の結婚や出産、子育ての希望の実現に向けて、少子化社会対策大綱に基づき、ライフステージや地域の実情に応じた総合的な少子化対策を大胆に進めてまいります。
 長年の待機児童問題を終わらせ、安心して子供を産み育てられる環境を実現するため、厚生労働大臣を始めとする関係大臣と協力し、保育の受皿確保や保育士等の処遇改善、企業主導型保育事業の適切な実施の確保などの施策を総合的に進めてまいります。
 新型コロナウイルス感染症の影響が長期化し、子供の貧困問題もより一層重要な課題になる中、子供の貧困対策に関する大綱に基づき、NPO等を活用した子供の居場所づくりなどを行う地方公共団体の支援や子供の未来応援国民運動の推進等、子供の貧困対策に総合的に取り組んでまいります。
 女性は我が国の人口の約五一%、有権者の約五二%を占めています。男女共同参画は、全ての人が生きがいを感じられる、個性と多様性を尊重する社会を実現するために極めて重要です。また、我が国の経済社会の持続的発展にも資するものです。
 新型コロナウイルス感染症は、特に女性に深刻な影響を与えました。これは、平時の男女共同参画の遅れの表れと捉えています。また、人生百年時代を迎え、人生や家族の姿が昭和の時代から大きく変化し、かつ多様化しています。
 さらに、地方創生、少子化対策のためにも、全国津々浦々に男女共同参画の裾野を広げ、若い女性が地元で伸び伸びと力を発揮し、若い男性とともに活躍できるようにすることが不可欠です。
 こうした認識の下、第五次男女共同参画基本計画を着実に実行するため、先般、女性版骨太の方針である重点方針二〇二二の四つの柱立てとして、男女間の賃金格差の解消など女性の経済的な自立、女性に対する暴力の根絶など女性が尊厳と誇りを持って生きられる社会の実現、男性の育児休業取得の推進など男性の家庭、地域社会における活躍、公共調達の活用による女性の活躍促進など女性の登用目標達成を示したところです。
 これに基づき、本年五月、六月を目途に、実効性のある具体策を取りまとめ、女性が直面する課題を政府全体で一つ一つ全力で解決してまいります。
 新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化する中、孤独、孤立は依然として深刻な社会問題となっています。昨年末に政府として初めて取りまとめた孤独・孤立対策の重点計画に沿って、各種施策を着実に実施するとともに、孤独・孤立対策に取り組むNPO等の活動の継続的な支援に取り組んでまいります。
 大臣に就任して以降、様々な機会を通し、現場の声を直接聞いてきました。こうした現場の声も生かしながら、孤独、孤立を抱える方々にきめ細かく必要な支援をお届けできるよう全力を尽くしてまいります。
 このほか、共助の重要性が高まる中、休眠預金等に係る資金の活用やNPO法人の活動の促進、成果連動型民間委託契約方式の普及に関する施策等に取り組みます。
 徳茂委員長始め、理事、委員各位の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

発言情報

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発言者: 野田聖子

speaker_id: 3059

日付: 2022-03-03

院: 参議院

会議名: 内閣委員会