小林鷹之の発言 (内閣委員会)

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○国務大臣(小林鷹之君) 今委員から触れていただきましたけれども、国益を経済面から確保する、その国益とは何ぞやということで幾つか申し上げているんですけれども、そのうちの一つが、基本的な価値やルールに基づく国際秩序を維持、擁護、強化することということを申し上げています。
 したがって、経済安全保障を確保するためには、今申し上げた国益の実現に向けて取組を強化することが重要であって、我が国として、日米、また委員が御指摘のクアッド、あるいはG7、こうした様々な枠組みを活用して取組を行っていく必要があると考えます。
 昨年九月のクアッドの首脳会談におきましては、いわゆるFOIP、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて様々な分野で協力を進めていくことで一致をしまして、その中で、半導体を含む重要技術、また物資、このサプライチェーンの強靱化に向けても連携していくことで一致したと認識しています。
 経済はグローバル化をして、社会もDX化が、デジタル化が進んでいくと。そういう産業構造の変化を背景として、当然サプライチェーンの多様化も進むと。我が国のみで、もちろん我が国としてどう考えるかということが重要ではあるんですけれども、全て我が国だけで安定供給を図るということはなかなか難しい局面もあろうかと思っておりますので、国際連携を図っていくことが重要です。
 したがって、この法案の実施を含めて、まだ、このサプライチェーン、法案が通っていない段階なので、何をこの特定重要物資として指定をするかということは予断を持って申し上げられませんけれども、今委員がおっしゃった同盟国や同志国との連携を強化していくことは極めて重要だと思いますし、こうした国との連携をより意義のあるものとしていくためにも、まず日本自身が自分、自らの経済安全保障の基軸というものをしっかりつくっていくことが必要だと。それがなければ、逆に言うと、連携と言いながらも結果として見ると追随となりかねない、そういう状況が生じかねないというふうにも思っておりますので、そこの他国との関係を大切にしながらも、まずは自分自身の考え方を固めていくと。総理が国家安全保障戦略、新たな戦略を作っていくと言っておりますので、その中で経済安全保障の視点をどう位置付けていくのか、極めて重要な課題だと考えております。

発言情報

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発言者: 小林鷹之

speaker_id: 27647

日付: 2022-04-19

院: 参議院

会議名: 内閣委員会