江崎孝の発言 (内閣委員会)
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○江崎孝君 立憲民主党の江崎でございます。
大臣に質問させていただきます。
委員長、そして上月筆頭理事の計らいで、大分この参議院でも本法案の質疑が深化してきたものだというふうに感謝いたします。衆参合わせて大分質疑時間もあって、その中で、この法案の様々な法目的も、あるいはその課題ももう見えてきたのではないのかなと。ただ、残念ながら時間も限られていますので、私の大臣に対する質問も多分これが最後になるだろうというふうに思います。そこで、いろいろ、少々大臣にとって耳障りというか、余り気持ちの良い質問じゃない部分もあるかもしれませんけれども、どうぞお答えいただきたいなというふうに思います。
まず、本法案は岸田首相の肝煎りで重要法案となりました。ただ、動き出したのは、私の記憶するところでは安倍政権時代、つまり安倍さん、菅さん、岸田さんの、この経済安保という考え方でいくと、三内閣を経て今回こういう経済安全保障的な法案として出されていると思うんですね。その安倍、菅、岸の三つの内閣を貫通するというか、基底に流れている経済政策というのは、もちろんこれはアベノミクスですね。岸田首相も、アベノミクスの批判も否定もされておりません。
本法案は、大臣おっしゃったとおり、経済安保推進法というふうに言われていますが、経済施策を一体的に講ずることによる安全保障の確保という、こういう名目ですので、経済の基本的施策、経済施策の法案と言っても過言ではないわけでありまして、そう考えると、本法案提出に至った背景と、これまでの経済施策の基本であるアベノミクスは無関係ではないと私は思います。
特に、後からお話ししますけれども、今回のこの法案というのは極めて産業振興的な色彩が強い。とすると、今後この法案によって様々な助成、支援が半導体も含めてされるということになりますならば、当然今の経済状況というのをある程度大臣としても把握しておく必要があると私は考えます。
そこで、円安が相当進んでいます。この円安というのを、まず大臣、大蔵省出身ですからお考えになっていると思いますけれども、この円安というのは今の円安ですね、アベノミクスの想定内であると思いますか、それと、今の円安状況を大臣どう捉えていらっしゃいますか。
これ、所管じゃないからというお答えを杉尾委員の質問にもされていましたけれども、是非、そういう答えじゃなくて、率直な思いを聞かせていただきたいと思います。