小林鷹之の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(小林鷹之君) 二点ありまして、後ろから申し上げますけれども、その特定の産業を何か応援、だけを応援するものではないということはそのとおりです。特化しているわけではないと。
最初の御指摘の話で、この表裏一体という話については、よりもう少し具体的に私のイメージを申し上げますと、先ほどは産業振興というものを直接の目的とするわけではないということを言って、あくまでその国家国民の安全を確保することは極めて重要なのだということを申し上げました。
でも、これは当然、二律背反のものではなくて、どこから見るかということだと思います。安全保障の視点から見るのか、また産業振興の観点から見るのか。それは、結果として同じことをやっているということも十分あり得ます。
例えば、半導体でいえば、今このサプライチェーンの話、ここの話というのは、やはり国家国民、国民経済あるいは国民生活に極めて重要なものですので、そこを強化しなきゃいけないということで今アプローチしようとしています。
その中で、いろんな多様な取組というのがあります。これは、半導体がまさに、まだ物資として決まったわけではないですけれども、仮にそうなったとした場合、そうすると、例えばその代替物資の開発というのもアプローチの一つとしてあり得ると思います。その代替物資が仮に開発をされて、これが本当に世界、国際社会における非常に大きな強みとなった場合は、当然その産業振興に結果としてつながっていくこともあり得ると思います。
でも、全てが重なるわけではないとも思っていまして、半導体の産業を今後本当に振興させていこうとすれば、サプライチェーンの話だけではなくて、どうやって新たなマーケットをつくっていくのか、新たなニーズ面からの需要をどうやってつくっていくのか、そういう視点というのはまさに産業政策だというふうに思いますし。
なので、結論を申し上げますと、完全にかぶるものではないですけれども、その安全保障のアプローチからとしてやっていたものが結果として産業振興につながるということは当然あり得る話でありますので、そこは整合的に全体を見ながらやっていくということが重要なんだろうと考えています。