淵上孝の発言 (内閣委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府参考人(淵上孝君) お答え申し上げます。
 子供たち一人一人が将来の生き方や進路に夢や希望を持ち、主体的に進路を選択することができるよう、必要な基盤となる能力や態度を育てるキャリア教育の充実は大変重要と考えております。
 今先生御指摘ございました、まずプログラミング教育についてでございますけれども、お話ございましたように、小学校で令和二年度から、また中学校では令和三年度から必修化されたところでございまして、令和三年度に民間団体が行った調査によりますと、プログラミングの授業が楽しいと答えた児童生徒が多かったというふうに承知をしておりますし、また、私どもで様々な実践事例を集めておりますけれども、そういったものが多数集まってきておりますので、こうした教育が着実に推進しているものというふうに認識をしてございます。
 また、英語の必修化についてでございますけれども、令和二年度から小学校三、四年生で外国語活動を、五、六年で教科としての外国語を行うこととしたところでございます。今後、学習指導要領の趣旨を徹底して、小学校から外国語に慣れ親しませながら中学校以上での学習につなげてまいりたいと考えております。
 また、キャリア教育についての課題と、こういうことでございますけれども、これまでキャリア教育について指摘されております課題としては、例えば、職場体験活動のみをもってキャリア教育を行ったものとしているのではないかですとか、あるいは、社会への接続を考慮せず、次の学校段階への進学のみを見据えた指導を行っていないかといったようなこと、また、将来の夢を描くことは大事なんだけれども、働くことの現実や必要な資質、能力の育成につなげていく指導が十分でないのではないかと、こういった指摘があったところでございます。
 こうしたことも踏まえまして、今の新しい学習指導要領でキャリア教育の充実を明記をいたしまして、小中高校通じて体系的に推進されるようにしてございます。また、先生御紹介ございましたキャリア・パスポートにつきましても、導入をして、各学校段階をつなげながら指導していくということにしているところでございます。
 また、最後、特別支援学校、特別支援学級のキャリア教育についてでございますけれども、障害のあるお子さんたちにつきましても、基本的には、キャリア教育、プログラミング教育、英語教育も含めまして通常の学校に準じた教育課程が実施をされることとなっておりますけれども、ただ、特別の教育課程を編成する知的障害のあるお子さんにつきましては、これとは別途、例えば必修科の教科であります職業という教科におきまして、卒業後の進路に関する実践的、体験的な学習活動を行って、障害のある子供の自立と社会参加に向けて取り組んでいるという状況でございます。
 こうした様々な取組を通じまして、今後も一層のキャリア教育の充実に努めてまいりたいと考えております。

発言情報

speech_id: 120814889X01920220602_011

発言者: 淵上孝

speaker_id: 4630

日付: 2022-06-02

院: 参議院

会議名: 内閣委員会