山田俊男の発言 (農林水産委員会)

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○山田俊男君 山田俊男です。本日は、質疑の機会をいただき、委員各位に感謝申し上げる次第であります。
 どうしても質疑しておきたい事項がありまして、それは、我が国の水田農業においては分散錯圃をどう克服するかということです。とりわけ、担い手の圧倒的な減少、さらに米価の低迷が続いており、機械化も含めてコストの削減と規模拡大が必須であります。
 私のところにも、深夜、米価が下がって、これでは営農を続けられないとする悲鳴の電話が二本も三本も掛かってくるということがあります。また、百ヘクタールを耕作する大規模経営をつくり上げたが、米価の低迷と生産資材の価格上昇で、もう死に物狂いだと、そうした声を深夜、ある一人からは一時間にわたって伝えられた次第でありまして、本当に申し訳ない限りであります。
 本日、私が質疑したいのは、中山間地域において規模拡大や利用集積をどう進めていくのかについてであります。
 今国会には農業経営基盤強化促進法等の改正法案が提出されております。そこでは、分散錯圃の状況を解消し、農地の集約化等を進めるべく、地域計画の策定や農地バンクの活用が提案されています。そのことに私も全く異論はありません。しかし、我が国に圧倒的に多い中山間地域の基盤整備と圃場面積の拡大は容易ではないという問題があります。
 実は私は富山県の小矢部という倶利伽羅峠のすぐの村に住んでおるわけですが、私の実家も山間の水田を保有しておりますが、狭小で不整形な水田が入り組んでおり、台風で私の所有する山の木が隣の水田に何本も倒れまして、相当の負担を行ったことを記憶しております。私が負担したわけじゃなくて、おやじとじいさんが頭くっつけて悩んでいましたが、それをよく覚えております。
 私の故郷に限らず、全国の田んぼはこうしたところが多くあります。そういった狭小で不整形な水田のある中山間地域においても、土地改良事業により農地を整備していくことが可能だし、可能かもしれない、こんなふうに思います。しかしながら、中山間地域は傾斜などの地域条件から区画整理による規模拡大が難しく、また、平地と比較して事業費も掛かることから、農業者の中にはその負担に耐えられない方もいらっしゃるのではないかと思われます。山に戻すような話も随所に出てくる、そんな状況にあります。
 こうした中で、地形条件の不利な中山間地域の圃場整備を進めるに当たり、どのように地域全体の農業者の理解を得ながら進めようと考えているのか、農林水産省の見解を伺います。

発言情報

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発言者: 山田俊男

speaker_id: 31991

日付: 2022-03-16

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会