山田俊男の発言 (農林水産委員会)
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○山田俊男君 局長からお話がありましたが、私は農林水産省も、まさに農林水産省である故をもってということもあると思いますが、大変なそれは工夫と努力をやってきているというふうに思います。ましてや、この長い歴史の中でこうしたことがずうっと続いてきたわけですからね、そのための山間の基盤整備だったり道路の整備だったり、水の管理だったり、いろんな面での取組があったということは承知しております。
ところで、私、この正月に息子がどうしても田舎の山を見たいなんと言って、殊勝なことを言うもんですから、私は車運転できないんですが、息子に運転させて、私がそれこそ幼い頃遊ばせていただいた、かつまた、山へ訪ねて行っていろいろ手伝ったりもした、その地域の状況を車で見に行った次第であります。まさに倶利伽羅峠の麓であります。
何とですね、いや、びっくりしました。ともかく、斜面があって、道路があって、その間は低い畑がずっとあったわけですね。私も何度かそこへ収穫に行ったことがありました。私の所有になっているのか、じいさんの所有になったまま、そのまま放置してあるのか、どなたかが所有されているのかよく分からないんですよ。ただ、ここには畑があったなということだけ分かっている。
ところが、ともかく本当にどうなっているのか、あれですよ、太陽光発電がひん曲がっていたりする。だから、山の水でだあっと砂が流れているわけよ。川はもう埋まりそうですよ。これはびっくりしました。一体我が国の国土管理はそれどうなっているんだろうかということを、いやいや、政治家として情けない話でありますが、初めて気付いて愕然とした次第であります。
当然のこと、国土交通省の審議会のメンバーにも出させてもらっていますので、その旨も含めましてしっかり発言してきたという経緯があるわけでありますが。それほどひどいところじゃなくたって、全体の中でそうしたことごとがあるんだろうというふうに思うわけでありますから、これをどんなふうに乗り切っていくのか。政治の力で、政策の力で、それから関係団体、役所の努力で乗り切っていくのか、ということを本当に考えなけりゃいかぬということを痛感した次第であります。
農水省は農業経営基盤強化促進法の改正案を出しておりました。人・農地プランを地域計画として法定化して、市町村が農業者や関係者による協議の場を設け、将来の農業や農地利用の姿について話し合うこととされています。地域で徹底して協議し、地域ごとに農地の利用について考えていく。そして、不耕作地を生まない、放置されたままの荒廃を解決するということについてもしっかりと話し合っていく。そのため、自治体、所有者、耕作者、担い手グループや法人等がJA、農業委員会や土地改良区などと一体になって知恵を出す、自治体も国もそうした地域の話合いを支援するといった仕組みをつくっていくことが本当に必要かなと思います。もう既にあるのかもしれませんが、具体的に目に見えるような仕組みをしっかり示して、そして、こうした取組を全国運動として進めていこうではないですか。これらについて、それこそ皆さんと一緒にしっかり頑張っていきたいと、こんなふうに思います。
ところで、金子大臣に御質問させていただきたいわけでありますが、地域での徹底した話合いが行われるよう国が必要な支援策を講ずるということが、まあ国にばっかり頼るわけじゃありませんが、そういうことがやっぱり第一歩として必要かというふうに思いますが。地域計画の策定に向けた地域の話合いがまずないと毛頭進まないわけでありまして、この地域の話合いをどのように推進していくんでしょうか。これを、是非大臣の見解をお聞きしたいというふうに思います。お願いします。