酒井庸行の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○酒井庸行君 その上でお伺いをします。
もう二十年前になりますけれども、私は農業委員もやり、土地改良の配水総代もやり、そして営農改善組合の組合長もやってきました。ちょうどそのとき田んぼを走り回りました。
それで、二十年前はまだ私の地域は下水道も完備していません。ちょうど今です、このちょっと前からですね、今田んぼに水を入れるわけですよ。苗代を作りながら田んぼを散らして、昔は田植というのは雨季でした。田植するのは雨が降っているときにやるんです。もう今は早くなっちゃったから、今からもうこのゴールデンウイークに皆さんやられますけれども。
水を入れるときに、下水がないので一般の家庭は全部用水に流すんですよ。だから、これはまずいと思って、私は夜中の一時に自分の田んぼに水入れに行きました。つまり、皆さんがお風呂に入って出て、もうそれが出ないときに、いわゆる、用水に一般のいわゆる水が流れてくるんだけど、それを自分の田んぼに入れるためにやりました。
だから、何が大切かというのはまた聞こうと思ったんだけど、まず第一、三つ、私は大事なのは三つあって、水なんですよ、まず。
それから、二つ目は何かというと、あるとき、子供たちを呼んで自分の田んぼで田植をさせました。それで、もう約三十人ぐらいで、約弱一反ぐらいのところですけれどもやって、その一反ぐらいのところまでやり切れないので、もう初め、それこそ綱を張って田植をするような準備をさせたんですけれども、全くようやらない、もう遊ぶだけ。泥んこ遊びみたいなもんで、やったわけですよ、本当に。それを一時間ぐらいもうやらせて、仕方ないからやらせて、それでその後にもう一回散らして、散らすというのはならしをしてですね、高学年の子だけ田植をさせたんです。
そのとき、それから何か月かたって、だんだんだんだん稲が上がってきて、だんだん大きくなってきて、あるとき、地元の私から言えばその当時はおじいちゃんが、おい、庸行、おまえ、何なんだ、これと。どうしてあそことこことこんなに稲の伸びが違うんだと。えっ、何なんだというふうに言われたんです。いや、これは、やっさん、やっさん、やっさん、分からぬのだけど、多分こういうことだろうと。それだけ子供たちが中に、田んぼの中に入ってぐちゃぐちゃにしたわけ、ぐちゃぐちゃに。多分それは、空気が中に入って土が活性化されたんだろうと思います。明らかに違うんですよ。
それで、その前は自分で田んぼを耕運機で起こしていますので、やっぱり耕運機じゃ深くどうしても起こせない。これ、ついこの間も実はやったんですけれども、本当にあからさまに出てきたんです。だから、水と空気というのが、やっぱり田んぼを作る、稲を作ったり米を作るのには大切だなというのが二つ目です。
三つ目何かというと、人ですよ。全部人が関わるんです。人の労力によって動くしかないんです。農林水産省の皆さんもいろんな案を作るのもそうです。現場で田んぼを起こして、水を入れて、苦労して水を入れて、草も取って、花草も取って、あぜも壊れるから直して、みんな人がやる。この三つだと思うんです。
最初に言いましたけれども、人が全部関わってくる。観光船の事故もそうだし、ウクライナの事故もそう。人、人です。だから、この法案をやるときに、あのとき野村先生がおっしゃったのは、この法案に魂が入っているのかという言葉を聞いたときあります。私は、そういう思いだと思います。そのことをちょっとお話をしておきたいというふうに思います。
その後の問題ですけれども、実際問題として、これ、食料安全保障の問題もあるし、有機農業の問題もあります。いろんな人からお言葉を、お話を聞いて、有機農業だったら百ヘクタールを目標としていらっしゃるじゃないですか。そうすると、実際問題として、この日本において、水田というのが、実際いろんなことを考えたときに最低どのぐらいの面積が必要だというふうにお考えになっていますか、教えてください。