小川良介の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(小川良介君) お答え申し上げます。
この高病原性鳥インフルエンザ、一番最初は平成十六年に我が国で七十九年ぶりとなる発生が確認されたところです。同様に、この年にはアジア地域でも広く確認がされております。
この鳥インフルエンザウイルス、中国大陸あるいは朝鮮半島から来る渡り鳥を介して国内に運ばれることから、これまでも日中韓の国際協力を進めてきたところでございます。平成二十七年には日中韓農業大臣会合におきまして越境性動物疾病への対応に関する協力覚書が交わされ、動物衛生情報の共有やサーベイランス、あるいは各国の防疫対応について国際協力を実施したところです。
また、昨シーズンにつきましては、我が国だけでなく欧州でも大流行したことを受けまして、昨年の八月及び十月にドイツの家畜衛生当局と今シーズンに向けて技術的会合を開催し、飼養衛生管理上の課題やウイルスの特徴について情報交換を実施したところです。
さらに、研究者からは、昨年でございますけれども、このシーズン、今年のシーズンも我が国で発生する可能性が高いとの懸念が示されたことから、農林水産省は、本格的な渡り鳥飛来シーズンを迎える前の昨年の九月十日に農林水産省鳥インフルエンザ防疫対策本部を開催いたしました。
その上で、九月の二十九日に各都道府県の担当者を参集いたしまして、越境性動物疾病防疫対策強化推進会議を開催し、注意を呼びかけるとともに、家禽農場における飼養衛生管理の向上を図るため、昨年十月から毎月飼養衛生管理の状況の自己点検を行うこととしたところでございます。
引き続き、各国から得た情報も踏まえまして、国内における対策に取り組んでまいりたいと考えております。