末松信介の発言 (文教科学委員会)

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○国務大臣(末松信介君) 堂故先生にお答え申し上げます。
 大学が中長期的に成長を遂げていくためには、人材育成や多様な学術研究、基礎研究への投資、不可欠でございます。諸外国のトップレベルの研究大学では、数兆円規模のファンドの運用益を活用いたしまして、事業規模を広げる中で研究基盤や若手研究者への投資を充実をいたしております。事業規模を広げることで中長期的な視点での資源配分も可能となりまして、そうした大学では、新たな学問領域の創出も含めまして、多様な学術研究、基礎研究が展開されているものと承知をいたしております。
 今般の大学ファンドは、そうした諸外国のトップレベルの研究大学の仕組みをモデルといたしまして、ファンドの運用益により大学の研究基盤や若手研究者への長期的、安定的な支援を行うことで、世界と伍する研究大学の実現を図るものでございます。ファンドからの支援で事業規模が拡大することによりまして、大学が持つ深く真理を探求して新たな知見を創造するという役割と研究成果を広く社会に提供するという役割の双方への投資を後押しすることが可能と考えております。
 それと、今、先生、大事な御指摘いただきました。この基礎研究のことなんですけれども、私の知り合いが九州の方の工学部の教授をいたしておりまして、この基礎研究というのは、その方、卓球部におるんですけれども、顧問をしておるんですけど、基礎研究というのは卓球のボールを使わない筋トレのトレーニングみたいなものであると、応用研究はボールを使った練習であるといった感じであると。どちらか片方だけの練習では大成しないと、バランスが大事であると。応用研究をどんどん進めていくといろんな壁、技術的な問題点にぶち当たりますが、基礎研究のデータがあるとその困難を乗り切りやすい、すぐに問題点、解決策が見付かると思いますと、応用研究ばっかりやっているとなぜそうなるかというメカニズムを、メカニズムの解明がおろそかになるという感じでありますという言葉をいただいておりますので、しっかり基礎研究、この学術研究、比重を置きたいと思います。

発言情報

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発言者: 末松信介

speaker_id: 34239

日付: 2022-05-17

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会