池田貴城の発言 (文教科学委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府参考人(池田貴城君) お答えいたします。
 文部科学省では、世界最高水準の卓越した教育研究活動の展開や我が国の大学の国際競争力の向上を図るため、これまで世界トップレベル研究拠点プログラム、WPIを始めとした様々な施策を通じて、教育研究の質の向上や国際化の推進等、大学改革を進めてきたところでございます。これらにより、世界最高水準の研究成果の創出や研究成果の社会への還元、大学の国際化といった成果が現れてきており、これまで進めてきた改革は大学の教育研究力の強化に一定の役割を果たしてきたと考えております。
 一方で、研究者が研究に専念できる時間が少ないこと、博士課程に進学する者が減少していることなどの課題もございます。特に、我が国の大学の財政基盤は今なお脆弱であり、財源の一層の多様化、拡大が必要であること、学外を含めた経営を担う人材の確保や経営意識の更なる向上が求められること、若手研究者の安定的なポスト確保等の取組が十分ではないことといった課題がございまして、これらの課題に対応するため、更なる取組が必要であると考えております。
 特に、財政基盤に関しては、欧米のトップレベルの大学では数兆円規模の独自基金の運用益を活用し、基礎、研究基盤や若手研究者への投資を充実しており、そうした資金力の差が我が国の大学の研究力が相対的に低下する一因となっております。
 このため、今般創設された大学ファンドの運用益により大学の研究基盤への長期的、安定的な支援を行うこととし、この支援の枠組みを本法案において規定しております。

発言情報

speech_id: 120815104X01020220517_019

発言者: 池田貴城

speaker_id: 22494

日付: 2022-05-17

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会