伊藤孝恵の発言 (文教科学委員会)

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○伊藤孝恵君 ターゲットはどこですかというふうにお伺いしたのは、またKPIは何ですかというふうにお聞きしたのは、そういったものがいつもぼんやりされているんですよね。例えば、KPI、分からないですけど、特許数なのか、論文数なのか、大学ランキングなのか、スタートアップ数なのか、知財収入なのか、産学連携実績件数なのか、ノーベル賞受賞実績なのか。何が、何のため、何をKPIとして、何を物差しとして測るのか。
 目利きが大事というのはそれはそうなんですけども、私が知りたいのは、この大学ファンドで特定の大学に資金提供する方が運営費交付金等の額を増やすよりもいいんだというところを合点したいから聞いていて、まあ私はそうは思っていないからという課題意識ですけども、この手法で、この大学ファンドで政策目的を果たせるのかが知りたい、その大臣がおっしゃるゴールにたどり着けるか、そういった合意形成が可能かどうかをしたくてこの質疑をさせていただいています。
 今何が足りないから何を頑張るのか、これ立法事実であるはずなんですけども、半導体とかAIとかバイオとかそういうものが、それらを長期的ビジョンで考えるというようなものをおっしゃっていました。それらを、稼げる大学というんですか、それらをつくろうとされているのも分かるんですけども、それも結構です、稼げる大学をつくるのも結構ですけど、稼ぐって、これ結局結果なんですよね、結果です。だから、ゴールもターゲットもKPIもトレースも改善もないスキームで稼げた企業を私はかつて知りませんので、しっかりとゴールが決まっているなら、ターゲットやKPIやトレースの仕方、それから、それをどのように改善していく仕組みか、それらがこの法案の中にビルトインされているかどうかが知りたい、そういうような趣旨で質問をさせていただいております。
 再びそのターゲットについてもうちょっと深掘りさせていただきますけども、これ、ターゲットは、先ほどおっしゃったような個別のAIとかバイオとか半導体とかありますけども、それらって、まず日本国内なのか世界なのかという、その市場のイメージというのも非常に必要です。
 例えば、大臣も今少し触れられましたけども、再びワクチン大国を目指すのか。例えばカーボンニュートラルという世界的課題に対してのイノベーションを生んでマネタイズしたいと思っているのか。例えば原子力発電の最終処分、これは誰も逃れられない社会課題です、この社会課題に対して挑むのか。そういうような、このイメージできる、そういったものがぼんやりしていては私たちそれらを納得することできませんので、それらをイメージしてこの法律というのの、この法律の立法事実というのを固めているのか、そういったところをお伺いしたいと思うんです。いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 伊藤孝恵

speaker_id: 17711

日付: 2022-05-17

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会