義家弘介の発言 (文教科学委員会)
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○衆議院議員(義家弘介君) ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。
日本人学校を始めとする在外教育施設は、現在約三百三十校設置されており、そこで学ぶ児童生徒の数は、三万四千人余りとなっております。このように、在外教育施設は、在留邦人の子の教育を受ける機会の確保を図る上で大変重要な役割を果たしていますが、その教育の振興について法的な位置付けはなく、在外教育施設に対する支援は、文部科学省及び外務省による予算措置で行われているのが現状です。
また、世界的なコロナ禍において在外教育施設で学ぶ児童生徒の数が急減するなど、在外教育施設における教育を取り巻く環境は大きく変化しております。
本案は、このような状況を踏まえ、在外教育施設における教育の振興に関する施策を総合的かつ効果的に推進することにより、グローバル人材の育成に資するとともに、国際相互理解の増進に寄与するものであり、その主な内容は次のとおりであります。
第一に、基本理念として、在留邦人の子の教育を受ける機会の確保に万全を期することなど、三つの項目を規定しております。
第二に、国の責務等、基本方針の策定について規定しております。
第三に、基本的施策として、在外教育施設の教育職員の確保、教職員に対する研修の充実など、七つの項目を規定しております。
第四に、この法律は、公布の日から施行することとしております。
なお、海外から帰国した児童及び生徒であって日本語に通じないものに対する支援の一層の充実等の検討条項を設けております。
以上が本案の趣旨及び内容であります。
何とぞ、御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願い申し上げます。