鬼木誠の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○副大臣(鬼木誠君) お答えします。
 北朝鮮は、我が国を射程に収める弾道ミサイルを数百発保有するとともに、極めて速いスピードで弾道ミサイル開発を継続的に進めており、極超音速ミサイルと称するものや変則軌道で飛翔する弾道ミサイルなどを立て続けに発射してきました。また、特に今年に入ってから極めて高い頻度で、かつ新たな態様での発射を執拗に繰り返しております。加えて、北朝鮮が二月二十七日及び三月五日に発射した弾道ミサイルについては、これまで得られた情報を基に、米国政府とも緊密に連携しつつ更なる分析を進めた結果、発射されたものはいずれも大陸間弾道ミサイル、ICBM級の弾道ミサイルであり、これは二〇二〇年十月に実施された軍事パレードで初めて確認されたものと同一であるとの評価に至りました。
 北朝鮮は、昨年一月に発表した兵器開発の五か年計画に沿って各種ミサイルの発射試験等を進めている旨、累次にわたって表明しております。北朝鮮が急速かつ着実に各種の弾道ミサイル関連技術や運用能力の向上を図ってきていることは明らかです。これまでの弾道ミサイル等の度重なる発射も含め、一連の北朝鮮の行動は我が国、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものであり、断じて容認できません。また、国際社会がロシアによるウクライナ侵略に対応している中にあっても、国際社会に対する挑発を一方的にエスカレートさせるような発射を強行しており、重ねて断じて容認できません。
 北朝鮮が発射する弾道ミサイルについての発射兆候の早期把握や迎撃はより困難になってきており、技術の進歩に応じて迎撃能力を高める不断の努力が重要であります。具体的には、迎撃ミサイル、PAC3の能力向上など、取組を引き続き進めてまいります。
 また、国民の命や暮らしを守るために十分な備えができているのかという問題意識の下、ミサイル迎撃能力の向上だけでなく、いわゆる敵基地攻撃能力を含め、あらゆる選択肢を排除せず、現実的に検討してまいります。

発言情報

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発言者: 鬼木誠

speaker_id: 19708

日付: 2022-03-11

院: 参議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会