小林鷹之の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(小林鷹之君) お答え申し上げます。
 そもそも、その経済安全保障というのは、この答弁でも何度か申し上げているんですけれども、新しい課題だというふうに認識しております。もちろん、昔からエネルギーや食料の安全保障というのはありましたけれども、最近は技術革新などが進んできていて、そういう意味では、過去に経済安全保障に特化したそうした取組があったかというと、なかなかそこは、意識がそもそも日本全体として、これ政府も含めてですね、希薄なところがあったんだと思っています。
 その上で、委員御指摘の産業政策の観点からの評価につきましては、一概に申し上げることは困難でございます。ただし、かつて、例えばその世界一の売上高を誇っていた我が国の半導体産業、これ八〇年代後半五〇%ありましたけれども、これが現在競争力を落としていること、まあ今は一割を切る水準になっていると。あるいは、コロナ禍において我が国では国産ワクチンの開発が遅れていることについては教訓とすべき点があると考えております。経済安全保障の取組は産業政策を担当する、まあ各省庁が担当しておりますけれども、こうした省庁と連携しつつ、こうした過去の教訓も踏まえながら進めていくことが必要と考えております。
 したがって、経済安全保障担当大臣としては、政府全体として特に基幹産業の脆弱性あるいはその強みを洗い出す作業を主導しながら、各産業分野において横断的な視点を導入して課題の対処を推進するなど、必要な取組を総合的、効果的に、かつ時間軸を意識して進めていきたいと考えます。

発言情報

speech_id: 120815261X01020220309_178

発言者: 小林鷹之

speaker_id: 27647

日付: 2022-03-09

院: 参議院

会議名: 予算委員会