石川博崇の発言 (予算委員会)
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○石川博崇君 是非果断に遅滞なく取組をお願いしたいというふうに思います。今後もウクライナ情勢、先行きは非常に不透明でございます。政府には状況に応じて機敏に対応していただくことを強く求めたいというふうに思います。
なお、いわゆるトリガー条項につきましては、昨日、我が党の石井幹事長が述べておりますとおり、公明党としては前向きに議論していきたいというふうに考えていることも申し上げさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
それでは、次のテーマとして、感染症対策の平時の備えについて取り上げさせていただきたいというふうに思います。(資料提示)
新型コロナ対策、この二年間の教訓を踏まえ、今後、我が国の感染症対策全般を抜本的に見直して感染症に強い国づくりを構築していかなければなりません。まだコロナとの闘いの真っ最中でございますので今後の議論になろうかと思いますが、今日はこれらの教訓から得られる今後検討しなければならない課題を幾つか指摘をさせていただきたいというふうに思います。
世界には警戒すべき感染症は数多く存在しておりますけれども、先日、我が党の熊野正士議員がこの場で指摘をしたとおり、中でも薬剤耐性、AMRを持つ、つまり抗菌薬とか抗生物質が効かなくなってしまった菌は予想以上に早く、またひそかに感染が今拡大をしております。
〔委員長退席、理事堀井巌君着席〕
パネルを御覧いただきたいというふうに思いますが、二〇一六年にイギリスの経済学者ジム・オニールが行った研究調査によれば、何も対策を取らなければ二〇五〇年には年間一千万人の死者が出る、がんの死亡者を上回るという衝撃的なレポートを発表しております。医学誌、医学雑誌のランセットでは、二〇一九年に亡くなられたこのAMRでの死者数は百二十七万人に達したと報告されております。対策は急務の課題でございます。
我が国は二〇一六年にAMRアクションプランを策定いただいて実行してまいりましたけれども、これは目標期限が二〇二〇年でございまして、既に切れております。イギリスやアメリカ等国際社会では新たなプランを策定している国もありますので、我が国も早期にこのプランを更新をして次期目標を設定すべきだというふうに考えますけれども、山際担当大臣、いかがでしょうか。