こやり隆史の発言 (予算委員会)

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○こやり隆史君 ありがとうございます。
 やっぱり、国民の皆さんは、先手先手でどのような準備がされているか、これを知りたいし、それが分かれば安心感が出てくると思います。それに伴ってやっぱり経済社会というのは少しずつ回復していくということでありますので、適時適切にしっかりと政府としてはどういう準備をしているのかということについて積極的に情報提供していただければというふうに思います。
 そして、ワクチンとともに、経済の、経済社会を回しながらこの新型コロナ感染症とも闘っていく、その大きな鍵の一つが経口治療薬になるというふうに思います。
 先日、公明党の秋野委員と厚労省との質疑の中で、今、塩野義製薬が国産経口薬を申請をしています。このお薬につきまして、申請当時、デルタ株がはやっていた。今回、今もうオミクロン株に換わっている。そうした中で、試験のデータについてもいろいろその評価が変わってくると。そういう状況の中で、オミクロン株が蔓延している状況、今の状況に対応した形で柔軟に審査をしていくということを明確に厚労省としてお答えをいただきました。是非柔軟に審査していっていただきたいというふうに思います。
 ちょっとパネルを、一枚目、見ていただきたいと思います。(資料提示)
 こうした審査は柔軟にしていただくことは大事なんですけれども、最も大事なのはスピードだというふうに思います。これまで経口薬についてはメルク社とファイザー社が承認をされ、今まさにお使いになっていただいているというふうに思います。この二つはアメリカ産のお薬で、アメリカで緊急使用の承認がなされ、それを日本としては特例承認という形で承認をしています。したがって、審査期間も極めて短くて、三から四週間の審査期間となっています。
 この塩野義の薬については大変その効果が高くて安全性も高いというふうなデータも示されていて、これ、米国の当局も極めて関心を高く持っていて、実は昨日の、ちょうど昨日、塩野義製薬がプレスリリースをいたしまして、米国政府の支援で、実際にもう第三相試験を米国内であるいは国際的にやろうというような発表もちょうど昨日されたところです。
 私は、一番懸念をしているのは、まさにこうした前二社の薬、これはアメリカ産です、アメリカ産の薬が特例承認という形で迅速承認をされましたが、今回は日本の国産のお薬であります。この国産の薬が万一アメリカに申請をされて、アメリカが先に日本よりも早く承認をする、そういった形になったら、これはもう国内で開発をして生産をして申請をして、国内で頑張って作っていこうという企業はなくなると思います。まさに、これは人命を助ける薬であるということだけではなくて、今回の申請というのは政府や規制当局の力量が試されている、そういう状況でもあるんではないかというふうに思います。
 今回提出されたデータ量は、これは過去二つのその特例承認されたデータの数としてもそんなに遜色はありません。今もう、このパネルにありますように、申請から三週間が過ぎています。まさに、総理もしっかりと審査をやっていくと、早く、優先的にやっていくという御答弁もいただいておりますけれども、改めて、こうしたアメリカの状況も含めて、やっぱり更にスピードを上げていかないといけないという状況にあると考えますけれども、総理の迅速審査に向けての御決意をいただきたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: こやり隆史

speaker_id: 15783

日付: 2022-03-17

院: 参議院

会議名: 予算委員会