勝部賢志の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○勝部賢志君 御説明をいただきました。
 私が申し上げたいことの一つとして、冒頭大臣からありました、歴史の認識としては大変苦難を強いられた歴史があるということと、その振興もまだ道半ばであるということの認識に立って、今回予定をされているイベントは、単なる記念日の行事ではなくて、国民に広く更なる理解を深める機会にするために、例えば学校教育ですとか社会教育でもしっかりとした取組を進めていただきたいということを指摘をさせていただきます。
 続いて、我が国のみならず、国際社会に突き付けられた最重要課題であるロシアによるウクライナ侵略と我が国のなすべきことについてお伺いをしてまいります。
 衝撃のロシアによるウクライナ全面戦争が開始されてから半月が経過をいたしました。両国の戦闘員はもちろん、ウクライナ市民の死者数も拡大し、国境を越えた難民の数も今朝のニュースでは二百八十万人を超え、重大で深刻な人権侵害が続いています。日本政府や我々国会も、あらゆる手段を講じて一刻も早く戦争を止めなければなりません。
 林外務大臣は、近くトルコ、UAE両国の訪問が予定されているということでありますけれども、非常に重要な役割と認識をしております。全力で取り組まれることを期待をいたします。
 そして一方、北方領土の問題については、私も地元の方々といろんな運動をこの間取り組んでまいりましたけれども、元島民の方々の高齢化が進み、平均は八十五歳という状況でありまして、一刻も早い解決を望んでいます。
 しかしながら、今般のロシアによるウクライナ侵略によって北方領土交渉も暗礁に乗り上げた状態であり、直ちに交渉を行える状況ではもちろんありません。ただ、このような状況であるからこそ、改めて北方領土問題に対する基本的な立場を明らかにしておくことが必要と考えます。
 そこでお伺いをいたしますが、以前から私も北方領土委員会で何度か質疑をさせていただきましたが、政府の基本的な立場が、北方領土は日本に帰属する、あるいは我が国固有の領土というような表現が削除されてきたという経過がございましたので、改めて確認をさせていただきたいと思います。
 今日は資料に小学校の指導要領本則と解説というのを用意させていただきました。二ページ目を御覧ください。小学校の指導要領であります。内容の取扱いということで、下線引いております。竹島や北方領土と書いてあるところですね、北方領土、我が国の固有の領土であることに触れるというのが記されていて、解説の方を見ていただきたいんですが、下に七十六と書いてあるところですね、ここにも下線を引いてあります。我が国固有の領土であるがロシア連邦によって不法に占拠されている、北方領土についてロシア連邦にその返還を求めている、こういうことに配慮して小学校で取り扱えということなんですね。平成二十九年の告示ですから、現在このまま使われている指導要領であります。
 これを踏まえて、外務大臣にお伺いをしたいと思いますけれども、今ここに記されている考え方を基本的な認識として確認をいただきたいと思いますが、お願いいたします。

発言情報

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発言者: 勝部賢志

speaker_id: 15295

日付: 2022-03-15

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会