玉城絵美の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(玉城絵美君) ありがとうございます。御質問ありがとうございます。
 比嘉先生がおっしゃるとおり、OISTは世界的に見ても、例を挙げるとするならば、東京大学が研究機関として三十五位と位置付けられるところ、OISTは八位から九位というふうに研究機関として評価されております。日本でもトップの研究機関であるのにもかかわらず、周りに、周辺地域との産業連携がまだまだ生み出されていないというのが現状です。
 OISTを始めとして、沖縄県内では大学発スタートアップというものは増えてきてはいるんですけれども、おっしゃるとおり企業のマッチングができておりません。
 その原因の一つとして考えられることといたしましては、沖縄県内の研究成果に関して、研究成果というのは、基本的にはTRL、テクノロジー・レディネス・レベルというレベルが大変低く、産業導入するまでレベルとして一から九までレベルが評価付けられているんですけれども、その中でもOISTの研究成果、琉球大学の研究成果というのは、一から三に当たるところになります。しかしながら、そのレベルが、産業導入、企業マッチングするためには少なくとも七から九のレベルに引上げをしなければいけません。そこは研究機関で担うことが大変難しく、どうしても大学発、研究機関発のスタートアップに対して資金投入が必要になってくるというところです。
 都心部では、科学技術イノベーション、科学技術基本計画を始めとする様々な研究機関や大学に関するその産業連携のための投資促進が行われてきました。それによって大学の周囲にVCやCVCが多く設置され、十年前に比べて、大学発スタートアップの増大ももちろんですけれども、大学研究機関からのMアンドA、若しくはIPOに関する、若しくはコラボレ、企業コラボレーションに関するニュースが現在でもあふれております。その結果、大学発スタートアップから成長した企業がまた更に戻ってきて大学に投資する、研究機関に投資するという好循環が生まれております。
 地方、特に沖縄県は、進学率も低く、周りのイノベーションに関する投資促進もされていない状況です。OISTを始めとする豊富な研究成果、こちらにVC、CVC導入の投資促進を行うことによって、先ほども申し上げましたテクノロジー・レディネス・レベル、TRLのレベルを上げて企業マッチングしやすい形に、そういったエコノミーシステムをつくっていくことがまず第一、そういうふうに考えております。
 以上です。

発言情報

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発言者: 玉城絵美

speaker_id: 8520

日付: 2022-03-25

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会