西田睦の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(西田睦君) 御質問ありがとうございます。
 三つ。一つ目は、復帰五十年、反省すべき点はというんですが、なかなか、大きな課題と言われましたけれども、どういうふうにお答えしていいのか、少し迷うところですけれども。
 私が感じているところで申せば、やはり振興策、非常に重要な役割をしてきた、最初も申しましたけれども。まだ残されている課題がある。特に、経済的にもっと生産性を高めることが大事というのは何度も私申しました。その生産性を高めるというときに、いろんな側面があると思うんですけれども、これがやはりいろいろ打って出る、ざっくり言えば打って出るという活動がもっと強くてもいいのかなと思うんですが、もしそこが打って出る馬力が不十分なところに関係しているとしたら、そこはむしろ支援策があるからこそ大胆に打って出るというふうに働いてくれるといいのかなというふうに感じております。
 それから二点目は、これはどうなんでしょうか、余り、これも私にとっては難しい課題ですけれども、余りこの特別な扱いというよりは、やはり日本全体の中の自治体として、何というんでしょうか、余り特別扱いではなくてやっていく。ただ、大きなEEZを持っている島嶼域というようなことでいえば唯一ですから、そういう観点でしっかりと考えていく必要はあろうかなというふうに思いますが、余り極端な議論になるとちょっとどうなんだろうという感じは、私、いたしました。
 それから、高校の問題、まさにそうですね。離島で、本島以外は離島といえば、先生おっしゃったように、石垣、宮古、久米島というふうに限られてしまいます。何とかこれ、IT、通信が高速になる時代ですので、やはりもう少し通信をしっかり利用して、島にとどまっていても高校教育が受けられるような、やっぱりそういう工夫をもっともっとしていく必要があるかなと思っております。本学も四年、五年前からそういう試みはしております。
 これなかなか面白いのは、高校もそうですし、小中も結んで、本島、複数の学校を結んで、ITで結びますと、授業はもちろんそれでやるんですけれども、大学生をその島の方にも行ってもらって、そこで子供たちをカルティベートするというふうにすると、すごく子供が元気になります。さらに、実は、授業時間だけではなくて、休み時間にもつないでおくんですね。そうすると、子供たちがカメラの前に寄ってきて、本島の何々ちゃんと言って、そこで友達になるんです。
 ですから、これやってみると思わぬ効果がございますので、それやっぱりネットをよく使ったことでいろんな問題というのは解決できるところがあるんではないかというふうに感じております。
 是非、その辺は我々も頑張りますので、御支援いただくことがあればよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 西田睦

speaker_id: 10018

日付: 2022-03-25

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会