西田睦の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(西田睦君) ありがとうございます。
 これは、全国の自然研究者がもう何十年議論してきて、こういうものが是非必要と言っていたんですけれども、議論を絞り込んでいく中で、いろんなところが自分の地域に地域にと言うわけですが、沖縄がいいだろうというふうに絞れたのは本当に議論が発展的に進んだなというふうに思っております。
 それで、その議論の中で、今まさに御指摘いただいたように、日本のためだけではなくて、アジアあるいは世界に価値があるという議論をいたしました。というのは、大きな自然史博物館は、ヨーロッパ、そしてアメリカなんですね。それぞれアフリカや南米はそういうところが主として担当しているんですけれども、まだアジア域をしっかりと見据えた自然史博物館、その国立のしっかりしたものというのはまだないんですね。是非今のうちに日本がそれをやるべきだというふうな議論になっております。
 そうなりますと、東南アジアからその辺りを射程に含むわけです。実は、ここは地球上で最も生物性の高いところなんです。サンゴの数なんかでも圧倒的に高いです。そういうところをちゃんと責任を持とうということですので、非常に価値があるというふうに考えています。
 もう一点、沖縄のことを考えても非常に重要かなと思っております。それは、観光、一千万ですけれども、実はハワイと比べたときに、滞在日数違うんですね。だから、人数は追い付いたけど、まだ質が追い付いていないというところがあります。
 一千万のうちのかなりの人は、美ら海水族館行きます。でも、それで終わっちゃう。やはりもっと幾つか、ここも、美ら海に行き、ここも行きとなると、やはり何百万の人が訪れるというふうなものにしていく、それによって滞在日数も延びます。
 そして、自然の好きな人って世界にいっぱいいます。実は、かなり高所得者なんかにそういう人がいて、高度な質の観光をされるというのが世界ではあります。そういう人も受け入れられるようなことにしようとすると、その高いレベルの解説あるいは案内ができるというようなことも必要になる。まさに、そういうところまでここが担うということになると、沖縄県の経済の新たな発展、観光の発展ということにも重要な役割をするんではないかと思っています。
 以上です。(発言する者あり)

発言情報

speech_id: 120815359X00520220325_053

発言者: 西田睦

speaker_id: 10018

日付: 2022-03-25

院: 参議院

会議名: 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会