2022-04-22
参議院
加藤隆一
政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会
加藤隆一の発言 (政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会)
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○参考人(加藤隆一君) 御質問ありがとうございます。
中国、よく過去のTICADにおいても、中国との比較という話は出てきたかと思います。物量で考えるとやはり中国と日本ってもう比較ができないくらい大きな存在、アフリカでですね、大きな存在で、特にやはり中国に、アフリカには多くの中国の方がいらっしゃるんですよね。ちょっと正確な数字は分かりませんけれども、非常に多くの、何十万人というような、百万人というような数字も聞こえてきますが、そのような方々がいらっしゃるのに対して、日本人の存在というのは一万人に満たない、大陸全体で一万に満たないというふうに伺っています。
したがいまして、そういったプレゼンスの違いというのがあるので、なかなか中国と単純な比較で、中国との比較においてTICADやるのかみたいな話というのはちょっともう違うのかなというふうに思っております。
一方で、先生御指摘のとおり、中国は様々な例えばインフラを造ったりしております。非常にある意味ではコストが、コスト自体は高くなく、中国自体がファイナンスをしている場合もありますし、あるいは国際機関などの案件を受注しているケースも、中国企業がですね、結構あるんですね。なので、そういう形で非常に中国の現地における存在というのは大きいものがあります。
ただし、これも先生よく御存じのとおり、例えば中国発の、中国からのファイナンスについては、今現在、債務のわなといいますか、債務の問題が起きています。ですので、結構アフリカの国々も最近はよくその辺を見て、この案件は中国だけどこの案件は日本というような形で仕分をして、うまく、何といいますかね、彼らから見て一番自分たちの利益にかなうのは何なんだという形で選んでいるというような形になっているかと思います。
日本のやはり強みというのは質の高さでありますし、例えば同じインフラであっても、まさに質の高いインフラということで、レジリエントな、かつサステナブルなインフラを日本はきちんと造りますので、そういったところで彼らと差別化をしていくということが重要なのかなというふうに考えてございます。
ありがとうございます。