三木亨の発言 (地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会)

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○三木亨君 ありがとうございます。
 今回は時間がなくて御視察いただけなかったかと思いますけれども、御視察いただいた神山町というところのグリーンバレー、先ほど紹介したNPO法人では、二〇二三年の四月開校を目指して約二十年ぶりの民間の高専を今立ち上げようとしています。
 これ、どういうものかというと、ちょっとまあ時間はないんですけれども、ついでに説明させていただきますと、神山町というのは、御存じのとおりサテライトオフィスとかの先駆けになったようなところでございまして、非常に通信環境がいいところでございます。そこにITを中心としたサテライトオフィスが幾つかございますけれども、そこに、テクノロジーとデザイン、こういったものに強い人材をつくり出していく、そこで若者たち、卒業した若者たちに起業してもらうことを目標にした高専の方をつくろうとしています。
 例えば、Sansanの寺田社長、名刺管理の有名な、今はやっている、あとZOZOのシステムをつくられた大蔵さん、こういった方々、理事長さんとか校長先生にお呼びして、日頃学んだことから即つながって、そこから起業していく。しかも、自分たちが学んだ神山町というところ、何年も暮らしていますからそこでなじみができます。そこで自分が周りの方々からいろんなアドバイスを受けながら起業することが可能というふうな、若者にチャレンジできる環境をつくり出せるという、一鳥二石の考え方で、私はいつもこれすごいなと思っています。
 理念として掲げているのが、どういう人材をつくり出すかというのをホームページの方から直接そのまま抜き出してみますと、自ら課題を発見し、物をつくる力で社会に変化を生み出す、そのために文系、理系、デザイン、人間、丸ごと学べる、そんな学校が必要だ、こういった理念の下にそこに合う人材を育てているということです。
 この中に、特に文系、理系、デザイン、学べると、こうありますけど、人間を丸ごと学ぶというこの理念、やはりこれは都心部ではなく人と人とのつながりが濃いこの田舎でこそ可能なことだと思いますので、こういうところに着眼されて企業人材を地元から輩出していくという試みは、恐らく全国の中でも希有ではないかと思いますので、これからも私注目していきたいと思いますし、政府の方々にも注目いただけたらと思いますので、よろしくお願いします。
 大分時間がなくなってまいりましたので、次に慌てて参りますが。
 政府の方が行っておられるSDGs未来都市については、この間御視察いただいた神山町の隣の上勝町というところ、ここも有名なところでございますけれども、ここも二〇一八年に選定いただいています。
 上勝町というのは、人口が千四百人ぐらいしかいない、もうほとんど村みたいなところですけれども、ごみを非常に細かく分別して、ゼロウェイスト宣言を二〇〇三年に国内で初めてやりまして、日本で最多の四十五項目に分別してごみステーションに運ぶなど活動を行っておりまして、細かい分別によってリサイクル率は約八〇%と言われています。ある程度はやっぱり人口が多いところでこういった取組というのはなかなか難しいことだとは思いますけれども、やはり地方ならではの特性を生かしていくということが地方創生にとって私は大事だと思います。
 近年の選定状況を見ますと、県庁所在地の都市部なども選定されていますけれども、大都市以外の地方の自治体の取組、そしてまたその選定状況というのは非常に気になるところでございますので、こういったことを行うことの意義、狙い、地方創生にとって非常に大きな意味があると思うんですが、ここをお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 三木亨

speaker_id: 27857

日付: 2022-03-23

院: 参議院

会議名: 地方創生及びデジタル社会の形成等に関する特別委員会