金城泰邦の発言 (外務委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○金城委員 ありがとうございました。
 外務省、農水省、共に情報を連携し合ってこのような条約の締結に取り組まれたことに感謝申し上げたいと思います。
 先ほど来、上杉先生の質問にもございましたように、今回、牛肉に関する貿易協定の改正の議定書でございますが、一方では、やはり、国内の牛肉、畜産農家の方々の支援も同時並行でやっていく。輸入の側面もありますけれども、日本国内として、そういった輸出も一方で考えていかなければいけないだろうと思っております。
 昨日、五年ぶりに鹿児島におきまして全国和牛能力共進会が開催されました。
 これは、五年に一度開催される和牛の品評会ということで、和牛の祭典とも呼ばれております。雄牛や雌牛の体型を審査する種牛の部や肉質を審査する肉牛の部などで好成績を収めることができればブランド力の向上につながるとされておりまして、全国の和牛関係者が重要視する大会でございます。
 この大会の開会式におきまして、地元の塩田知事が、コロナ禍による消費の低迷や不安定な国際情勢による飼料高騰などを踏まえ、和牛の肥育や経営、販売環境は厳しさを増しているということを訴えられたそうでございます。
 我が党、公明党としましても、これまで、飼料価格の高騰で影響を受ける畜産業者を守るため、政府に畜産、酪農経営の負担軽減策を要請などしてまいりました。こういった主張も反映されまして、政府は九月、畜産業者の飼料コスト上昇分を補填する緊急対策を実施すると発表されております。
 このような形で、今、国内の畜産農家の方々を取り巻く環境というのは厳しい中にあって、その中にあって、こういった議定書の改正もあるわけですけれども、岸田総理大臣もこの日の共進会に参加をされまして、稲作、畜産農家が連携した国産飼料の供給、利用拡大、また、畜産農家、肥料メーカーが連携した堆肥の肥料利用拡大、また、牛肉輸出のための高度な衛生管理施設の整備への支援を盛り込む等々を述べられたそうでございます。
 このような国内の情勢の渦中にあって、こういった改正が今回なされます。それで、これまでTPPの議論の中で、TPP参加に対して国内農業対策を実施するとして、政府は、収益力向上に取り組む畜産経営体に、必要な機械、施設の整備等を支援してきました。
 今回の改正議定書合意によりアメリカ合衆国からの牛肉輸入量が増えることがあるとすると、畜産農家、酪農農家に対する支援が必要と考えます。輸入牛肉に対抗するための対策の一つとして、国内産牛肉の輸出を一層推進するべきと考えます。
 私の地元沖縄では、今回の共進会でも、史上初、四位に入賞したということで、地元の畜産農家も大変に喜んでいる状況でございます。
 そういった中、沖縄県では、まだ地元の方では、牛肉の輸出向けHACCP対応の施設がございません。そういったこともございまして、農林水産省は国内産牛肉の輸出を増加させる対策をしっかり支援されることを望みますが、農林水産大臣政務官の御見解をお伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 121003968X00420221028_022

発言者: 金城泰邦

speaker_id: 2803

日付: 2022-10-28

院: 衆議院

会議名: 外務委員会