門松貴の発言 (経済産業委員会)
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○門松政府参考人 お答え申し上げます。
先生御指摘のとおりでございます。我が国の半導体産業、一九八〇年代には世界一の売上高を誇っておりました。しかしながら、その後、半導体は競争力を落としてきたものというふうに承知をしております。
このような状況になった原因といたしましては、まず第一に、日米半導体摩擦を契機に、積極的な産業政策を後退させてしまってきたということがあり、第二に、当時の政府が世界の半導体産業の潮流を見極めることができずに、適切かつ十分な政策を講ずることができてこなかったのではないかというふうに認識をしております。
さらに、第三といたしまして、日の丸自前主義というべきような国内企業の再編に注力をした結果、有力な海外企業との国際連携がなかなか進まなかったということもあります。
第四といたしましては、バブル経済崩壊後に民間の投資が後退してしまっている、そんな中で、諸外国が国を挙げて積極的な投資支援を行う一方で、我が国は国策として半導体産業基盤整備を十分に進めることができなかったということがございます。
さらに、最後、第五といたしまして、研究開発につきましても、国際連携の視点が不足しておりまして、官民を挙げて十分な研究開発費の確保ができなかった、そのために社会実装につなげることもできなかった、そういった問題がありました。
そのほかも様々な要因、御指摘がありますが、いずれにせよ、こういった多くの要因があったのではないかというふうに思い、我々も、経済産業省といたしましても、過去の教訓を踏まえながら、反省しながら、今後、社会のデジタル化が進展する中で不可欠な存在であります、また産業の米とも言われている半導体、この産業の復活に向けまして、官民で協力してしっかり取り組んでまいりたいというふうに思っております。