恒藤晃の発言 (経済産業委員会)
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○恒藤政府参考人 今委員御指摘のように、現行の製鉄プロセスでは、高温の熱が必要となるとともに、鉄鉱石の還元に石炭を蒸し焼きにしたコークスを用いる必要がございまして、燃料のみならず、原料の消費によって大量のCO2が排出いたします。このため、カーボンニュートラルの実現に向けましては、これまでとは全く異なる製鉄プロセスを確立する必要がございます。
このため、経済産業省といたしましては、二〇〇八年度から民間企業と連携いたしまして、水素を一部活用する新しい製鉄プロセスを開発するCOURSE50プロジェクトに取り組んできておりまして、既に、小型の試験炉におきまして、当初目標のCO2排出量一〇%を上回る一二%削減という成果を上げているところでございます。現在は、その実用化に向けました実証を、グリーンイノベーション基金を活用して進めてございます。
また、さらに、将来に向けまして、CO2の排出量を更に減らす技術といたしまして、水素のみで鉄鉱石を還元する水素還元製鉄についても技術開発に着手をしたところでございます。これは有識者からも実用化の可能性は十分にあると評価をいただいておりまして、実現可能性はありますと考えておりますので、その実現に向けて進めているところでございます。
できるだけ早く水素還元製鉄の社会実装を実現すべく、官民連携して着実に研究開発を進めてまいりたいと考えてございます。