山本龍彦の発言 (憲法審査会)
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○山本参考人 ありがとうございます。
まず、ネットの問題については、先ほども少し申し上げましたけれども、やはり政治的なマイクロターゲティングというものがそういう意味では一番の問題なのかなというふうに考えております。
先ほど申しましたとおり、フェイクニュースに対するある種の脆弱性、だまされやすさというものをプロファイリングして、そういう人にフェイクニュースを当てていけば、かなり有効に意思形成というものを歪曲できるという部分もあるかと思いますので、私自身は、先ほども申しましたとおり、政治的なマイクロターゲティングに関しては、原則として禁止のような規制の方向性を検討するべきなのではないかというふうに、まず考えております。
それから、これも先ほどの繰り返しになりますけれども、やはり、フェイクニュースが投票の直前に流されると、かなり大きなダメージを受けてしまうということになるのではないかというふうに思います。
そういう意味では、ファクトチェック記事ですとか信頼できるニュースソースからの記事というものを、プラットフォームが非常にプロミネントなところに置いていくということ、あるいは、プラットフォームがフェイクニュースを見た人に対してそのファクトチェックの記事を当てていくというような、そういう取組というもの。これを規制するのかどうかということは慎重に議論する必要があると思いますが、まず私は、国民投票広報については、プラットフォームに対して、ちゃんと出すようにというふうな義務づけをすることは考えられるのではないか。ただ、ファクトチェック記事というものを置けというふうに法律上規制するかどうかというのは、そこはなかなか難しいところかなというふうに思います。
これはプラットフォーム側の自主的な取組に委ねられるところもあるかもしれませんが、理想的には、先ほど申しましたとおり、やはり、ファクトチェック記事あるいは信頼できるニュースソースからのコンテンツというものを、プロミネントな、非常に効果的なところに置く、あるいはそういったところへ効果的に送るということが今後は求められてくるのではないかなというふうに考えております。
差し当たり、以上です。