高階恵美子の発言 (厚生労働委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○高階委員 SRHの理解促進、あるいは男女の性差に着目をした包括的健康支援も重要性を増してきました。各々のウェルビーイングな人生百年を目指した新たな健康戦略を立てるときと考えます。
とりわけ女性では、生涯を通じた性ホルモンの変動に伴う影響が、今、予想を超える大きさ、負担となっておりまして、社会的、経済的損失も無視できない大きさになってきました。
例えば、最近よく話題にされる生理ですが、妊娠、授乳のとき以外は月経周期が繰り返しますから、生涯を通じたその回数が格段に増えています。当然ながら婦人科疾患リスクが高まってくるわけですが、そもそも、女子生徒や独身女性が産科、婦人科を訪れる機会は乏しいですし、多少苦痛があったとしても、多くの場合、自らの経験、判断で対処します。見過ごしや手遅れのリスクも内在しているということです。
平均初産年齢は三十一歳ぐらいになりました。子育て、家庭運営、親の介護、徐々に社会的負担も重くなり、四十代も半ばに入りますと、急激な性ホルモンの減退が多様な不調を引き起こします。年に一度の健診機会はあっても、こうした女性特有の心身の不調について、平素から個々に寄り添う相談支援が不足しています。俗にドクターショッピングと呼ばれますけれども、診断がつかない、あちこちを受診して悩み続ける、こういう例も多いです。さらに、閉経後の身体の変化、心身の変化、こういったことへの対応、フレイル予防など、現代女性のライフステージに応じた科学的な健康支援が不可欠です。
そこで、第三次となる健康戦略を策定する上では、がんや循環器などの疾病対策と並立して、女性の人生百年健康ビジョン、これを大きな柱に立て、今度こそ女性の健康寿命を延伸できるよう進化させていただきたい。大臣、いかがでしょうか。