田中健の発言 (厚生労働委員会)
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○田中(健)委員 かなりの額、これまで投じてきたわけですけれども、一日も早いこのワクチンの実現を求めるものでありますが、その中で、最後の、もう一歩の詰めというところでなかなかワクチンも治療薬も今できていないというのが現実です。
熊本市のワクチンメーカーのKMバイオロジクス、今年九月には国に承認申請を行うとしていた開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、申請を十二月以降に延期をするという報道がありました。
KMバイオロジクスは、これまでのデータを基に国への承認を今年九月に行うとまで発表して、申請に当たっては、この委員会でも議論しました、五月に創設された国の緊急承認の制度を活用するということにしていました。しかしながら、同じ制度で国内の製薬会社が承認を申請している新型コロナの飲み薬について、厚生労働審議会の方で、有効性が推定されるという判断はできないとして承認がされず、継続審議にしたことから、KMバイオロジクスと共同開発しているMeijiSeikaファルマによりますと、最終的な臨床試験のデータがそろわないと承認を受けるのが難しいとして、九月の申請を見送って十二月以降に延期になったということが報じられています。
そもそもこの緊急制度、議論をしましたけれども、国産のコロナ治療薬やワクチンをいまだ一つも承認されていない中で、緊急時に、治験が終わっていなくても使用を認める、この議論はさんざんやりましたけれども、治験がなくても認める、そして通して、皆さんで後押しをしたという思いがありますけれども、それが一番の特徴なのではないかと私は理解をしているんですけれども、治験ができないことで今開発が進まないという現実があります。
どのようにこれを理解をすればいいか、また、この緊急承認制度、なぜ活用が進まないのか、伺います。