鎌田さゆりの発言 (法務委員会)
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○鎌田委員 私は、個人的には、説明責任はもう言い尽くされているところがあると、私は個人的には感じています。それぞれ議員は受け取り方が違うと思います。
毎日毎日、謝罪です、毎日毎日、釈明です。そして、今後は責務を全うしていきたいと。でも、これを続ければ続けるほど、続ければ続けるほど、国民は、葉梨法務大臣がどのようなスピーチを行ったのか、死刑制度に対して、今、死刑確定されている死刑囚に対して、その家族に対して、弁護人に対して、死刑執行に関わる法務省の職員全ての人間に対して、どんどんどんどんその傷を、あなたが大臣でい続けて謝罪と釈明を続けていく限り、その傷はもっともっと深くなっていくんですよ。だから、私は先ほど来、早く辞任をすべきだと、不遜な物言いかもしれない、それを分かった上で私は申し上げているんです。
死刑についての書物はたくさん出ています。大臣もたくさん読まれていると思います。私は、大臣の先輩に当たられる警察庁OBの亀井静香先生、そして平沢勝栄先生の下で、死刑廃止議連に入って、今は死刑制度を考える議員連盟に入って、多くの方と議論しています。賛成の方の議論も聞いています。ですけれども、議論はいっぱいしなくちゃいけないけれども、死刑制度の死刑執行の現場で行われている事実は一つなんです。
とある拘置所では、男性で、六十五キロぐらい。死亡を確定するまで二十分くらいかかる。ぶらんぶらんとぶら下がった手と足、人間というよりは、五体が垂れ下がっただけに見える、既に物になっている。口から黄色い吐瀉物が押し出される、これも断続的に顎を伝って胸を汚していく。顔色が蒼白になり、死人の色になった。けいれんがなくなった。そこでおもむろに医官が聴診器を胸に当てて、同時に脈を取って、脈がなくなって。でも、心臓は動いている。
一人の男性が死刑執行されて死ぬまで、目をそらさずにじっと見ている人間が十数人います。これが死刑執行の現場、事実で、これは、死刑を残すべきだ、廃止すべきだ、議論にかかわらず、共通している事実なんです。
私の質疑時間は終わりました。死刑というものをスピーチのつかみ、冒頭に使い、そして、法務行政の下で働いている方々の心をえぐり、きっと大臣の御家族も今どれだけつらい思いをしているかと思うと。
私は、最後に再び問います。
大臣、ここで潔く、一刻も早く法務行政の信頼を取り戻すために、一回ここで大臣を辞職すべきだと思います。その答弁を求めて、質問を終わります。