鈴木俊一の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(鈴木俊一君) 中谷一馬議員の御質問にお答えを申し上げます。
 まず、暗号資産に関する法人税制の在り方についてお尋ねがありました。
 暗号資産については、期末の時価評価による現行の取扱いについて、ウェブ3推進に向けた環境整備を図る観点から、令和五年度税制改正の要望をいただいていると承知いたしております。
 現行の取扱いを変える場合には、暗号資産の会計上や実務上の取扱いを念頭に置いて議論する必要があり、今後、与党税制調査会等の場での御議論を踏まえて、適切に対応してまいりたいと思っております。
 次に、いわゆるステーブルコインの取引の規制とイノベーションのバランスについてお尋ねがありました。
 ステーブルコインについては、幅広い分野において一般に利用される送金・決済手段となる潜在的な可能性が指摘される一方、マネロン、テロ資金供与対策を始め、利用者保護上の課題が指摘されるものもあると承知いたしております。
 金融庁としては、事業者において適切な利用者保護が図られながら、健全な競争により金融イノベーションが生み出されていくことが重要と考えており、ステーブルコインの取引の規制に当たっては、その両立が図られるよう配意してまいります。
 最後に、CBDCの制度設計等に関してお尋ねがありました。
 CBDCにつきましては、欧州や米国等、世界各国で調査検討が進められているものと承知しており、我が国としても、社会経済のデジタル化の流れの中で、当然、検討を進めていくべきものと考えております。
 その上で、CBDCの在り方につきましては、多岐にわたる制度面や法律面の論点の検討が必要と考えており、御指摘のプライバシーの保護、マネーロンダリングへの対応は、今後の制度設計における課題として、両立に向けた検討を行うことが重要であると考えております。
 また、御指摘の黒田総裁の御発言は、概念実証を進める日本銀行として、技術的な実現可能性の検証に関する一つの考え方を示されたものと承知しておりますが、財務省としては、引き続き、日本銀行とも連携しつつ、技術的な検証に加えて、制度面や法律面の検討を進めていく必要があると考えております。
 さらに、お尋ねのパイロット実験につきましては、日本銀行の取組方針等において、概念実証を経て、更に必要と判断されれば、視野に入れて検討するものとされており、その実施の有無や時期につきましては、日本銀行において適切に判断されるものと考えております。(拍手)
    〔国務大臣松野博一君登壇〕

発言情報

speech_id: 121005254X00720221108_012

発言者: 鈴木俊一

speaker_id: 5579

日付: 2022-11-08

院: 衆議院

会議名: 本会議