萩生田光一の発言 (予算委員会)

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○萩生田委員 現在の厳しい安全保障環境を踏まえ、自民党は、先般の参議院選挙で、NATO諸国と同様のGDP比二%以上を念頭に、五年以内に防衛力の抜本的強化を進めると国民の皆さんに公約をしました。約束したことは必ず実行しなくてはなりません。国民の命と平和な暮らしを守る、そして領土、領海、領空は断固として守り抜く、これは政治の重い責任であります。
 そして、先月、岸田総理のイニシアチブで、官邸に国力としての防衛力を総合的に考える有識者会議が設置されたことは、こうした政治の強い意思を示すもので、歓迎をしたいと思います。
 しかしながら、報道ベースで見ますと、どういった防衛力が必要なのかという中身の議論よりも、財源をどうするかといった議論ばかりが目立っているような印象を私は受けました。
 さらに、政府提出資料には、NATO基準でいけば、防衛省以外の研究開発費も入る、あるいは港湾の整備費、海上保安庁の予算も含まれるとか、さらには年金もカウントできる。どうすれば見た目の金額を増やすことができるのか、そんなことばかり考えているようにすら見えてしまいます。
 私は、総理、水増しでは駄目だと思います。水増しでは国民の生命財産を守ることはできません。
 日本は、ウクライナを侵略したロシアと隣り合わせの国です。北朝鮮は核、ミサイルを開発し続けています。中国はこの三十年で軍事費を四十倍に増やしました。国民の命と平和な暮らしを守るため、どういう防衛力が必要か。私は、真面目に積み上げたら、むしろGDP比二%では足りないのではないかということをかねてから申し上げてきました。
 財源論ももちろん必要でありますが、真に必要な防衛力について検討する、政治の意思で、GDP比二%に向けて、予算を真水で増額し、必要な防衛力を整備していくことについて、総理の覚悟をお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 萩生田光一

speaker_id: 2656

日付: 2022-10-17

院: 衆議院

会議名: 予算委員会