赤澤亮正の発言 (予算委員会)

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○赤澤委員 これは個人的な見解ですけれども、尖閣防衛の重要性などに鑑みれば、私は、海上保安庁の予算は今の二倍以上に増やすべきであると考えています。党内で議論していないので、これは指摘にとどめます。
 そして、その前提で、海自、海保、いずれの予算もしっかり増やしつつ、台湾有事も念頭に置きながら、合同訓練を重ねて、抜本的に連携を強化すべしということであります。しっかり取り組んでいただきたいと思います。
 次に、リ・スキリングについて伺います。(発言する者あり)いい質問なのでひとつお答えすると、なぜ点がついているかは、リ・スキリング、点がないと、リスキーと言われたり、キリングというのに何か言葉を間違えられたりするので、わざわざ点を打つことにしました。いいやじ、ありがとうございます。
 そして、人口が急減少する我が国がGDPを維持拡大して、今後とも安定的に社会保障財源を確保し、少子化を克服するためには、国民の皆様の賃金、所得の継続的かつ大幅なアップが不可欠です。しかしながら、これまでのリカレント教育、職業訓練などの就労支援が期待どおりの成果を上げていないことは、委員の皆様に配付した資料を御覧いただけば一目瞭然です。
 OECD諸国の中で日本国民の生産性が高くないが一枚目です。それから二枚目が、企業も、それから働いている人も、両方とも余りリ・スキリングに熱心ではないということがあります。また、社会に出てから大学や大学院に行かないということも資料で明らかです。最後の資料では、転職しても賃金が上がらないのが日本ということも分かります。要は、いろいろ目詰まりしているんですね。
 これまでの取組がうまくいかなかった目詰まり要因も図示する、リ・スキリングによるGDP拡大の好循環の図をパネルとして用意をいたしました。これは、リ・スキリングがうまくいけば、生産性が上がって賃上げにつながる、そして、賃上げにつながれば消費が増加する、さらには、企業収益が増加をして更なるリ・スキリング投資につながる、こういうことであります。
 ただ、私が究極の大問題と考えるのは、デフレマインドですね。言い換えれば、今日より明日がよくなるという希望がない状態に特に若い皆様が置かれていることは、多くの国民にすっかり浸透してしまっているこのデフレマインドが払拭されないと、デフレからの完全脱却や力強い経済成長はなかなかできないということが分かります。
 人口急減少時代になっても、人口増加の時代の方便である兼業、副業の禁止が、特に地方では今でも根強く残っております。賃上げを伴う企業間、産業間の労働移動を円滑にするリ・スキリングの大きな目詰まり要因になっています。兼業、副業の解禁などを含む人事制度改革とか組織改革も、リ・スキリングの成功には是非とも必要です。
 また、新しい資本主義に対応する、これは先ほど申し上げたDXとかGXですけれども、企業内でリ・スキリングを進める重要な鍵の一つは個人へのサポートです。企業が企業の都合丸出しのリ・スキリングを従業員に押しつけようとしてもうまくいかないというのがこれまでの例だと思います。一人一人の従業員に対し、しっかりとスキルの棚卸しをする、そして、進路希望の聴取などのキャリアコンサルティングを行って、本人のモチベーションを最大限高める取組が必要だと思います。
 そこで、新しい資本主義担当大臣にお伺いをいたします。
 リ・スキリングを成功させるために、企業の人事制度などの見える化を強力に進めるとともに、本人のモチベーションを最大限高める個人へのサポートといった良質の人への投資を行う企業を支援すべきと考えますが、いかがですか。

発言情報

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発言者: 赤澤亮正

speaker_id: 10213

日付: 2022-11-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会