中野洋昌の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○中野(洋)委員 公明党の中野洋昌でございます。兵庫八区、尼崎市選出でございます。
 質問の機会をいただきまして、ありがとうございます。先ほど赤羽議員からお話ありましたとおり、子供、子育て政策、若者政策、これをテーマに質問をさせていただきたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。
 今までも、公明党、少子社会の克服ということを目指しまして、教育の無償化、働き方改革、様々取り組んでまいりましたけれども、コロナ禍の中で少子化が更に加速をしているというのが現実であります。想定より七年加速したというデータもあります。そして、今年の出生数、推計でいくと八十万人も切るかもしれないということで、更に少子化が加速をする。社会の支え手がいなくなるということは、まさに有事であるというふうに思います。
 若い世代の方がこの状況の中で安心をして子供を産み育てることができるようにするためには、やはりこの子育て政策を、いろいろな政策はありますけれども、五月雨式にやっていくのではなくて、結婚、妊娠、出産、子育て、国が本気になってやはりこれを体系的に全部支えていく。まさに先ほど赤羽議員も言っておられました、大きく社会構造をしっかり変えていく、こういうことをしっかり示していかないといけない。そうしないと、なかなか安心をして子供を産み育てられる、こういう環境にならないのではないか、こういう大変な問題意識がございます。
 我が党としても、こうした問題意識から、昨年から議論を行わせていただきまして、子育て応援トータルプランという、党としてこういう中長期的ビジョンを出すというのは珍しいんですけれども、こういうビジョンをしっかり出させていただきました。
 これは、こうした今まで行ってきた働き方の改革や子育ての負担の軽減に加えまして、しっかりこどもまんなか社会を実現をしていく、そして、男女間の不平等や性別による役割分担意識、こういうものもしっかり是正をしていく、そして何より、若い世代の皆さんが将来の展望をしっかり描ける環境、これを整備をしていく、こういうことをしていかないといけないんじゃないか。そのためには、ライフステージ、いろいろな段階がありますけれども、やはり切れ目なくしっかり支援をしていく、それぞれの段階で支援を充実させていく。
 例えばの例で挙げますと、子供医療費の無償化、今いろいろな地域でやっておりますけれども、これもしっかり十八歳まで無償化を進めていこうであるとか、あるいは、私立高校の実質無償化、こういうものももっと拡充をしていこうであるとか、こうした、地方自治体ともしっかり連携をして、トータルで子育て政策を支えられるような、こういう取組を是非党としても進めていきたい、こういう思いでこのプランを発表させていただきました。
 この議論をしていく中で、一番支援が手薄なんじゃないかということでいろいろな意見が出ましたのが、やはり、妊娠、出産をしてから、ゼロ歳、一歳、二歳といったような低年齢児のところの支援が非常に手薄だろうということで議論をいたしました。政府にもこの支援の充実を是非していただきたい、こういうこともお願いをさせていただきまして、この度の補正予算に出産・子育て応援交付金、これが盛り込まれたところ、これは高く評価をしているところでございます。
 要は、妊娠、出産、そして低年齢児の支援という一番最初の入口のところ、妊娠をして、出産をして、こういうところをしっかり支えていくという支援であるというふうに思っております。
 この中身について少し、よく分からないという声が多いので、今回分かりやすく是非答弁していただきたいんですけれども、コロナ禍の中で子育てというのは本当に孤立をしている。子育てのコは、子供の子ではなくて、もう本当に孤立の孤を使った孤育てだ、こういうふうなお声もあるわけであります。
 私も子育て世帯であります。私の周りも、非常に、子育てをしている、そういう世帯でありますけれども、特にコロナ禍で、産後すぐのお母さんも、二十四時間休むこともできずにずっと子供の世話をしているような状況で、里帰りがコロナでやはりなかなかできない、こういう状況もある。要は、御両親を頼ることもできないという中で、俗にワンオペ育児みたいな呼び方をすることもありますけれども、まさに、お母さんが一人で孤立して、場合によっては、親も高齢化して、介護もそのままダブルケアでやらないといけない、こんな状態の中で、本当に苦しい。産後うつになる方の割合も非常に今上がっているというふうなデータも、元々一割ぐらい産後うつという問題がありましたけれども、これが三割ぐらいになっているんじゃないか、こういうデータもあるわけであります。
 ましてや、子供が、一人目を産んで、それを、小さい中で、こんな状態で二人目が、まさに出産など考えられない、こういう切実なお声がやはり現場からは寄せられているわけでありまして、こういう孤立した子育てをやはり社会全体で支えられるような仕組みを全国でつくらないといけないというのが思いであります。
 これは、いろんな支援がやはり必要で、当然、経済的な支援も含めていろいろ必要なんですけれども、やはり、孤立した家庭をしっかり寄り添って支援ができるような、伴走しながら応援ができるような、こういう支援がまさに求められているのではないか。
 こういう出産・子育て応援交付金は、伴走型相談支援というのがこの制度の中核に位置づけられております。これが大きな特徴だというふうに考えております。この伴走型相談支援の具体的なイメージ、そして、これを制度の中核に位置づけた意義、これについて、厚生労働大臣、分かりやすく御答弁をいただければと思います。

発言情報

speech_id: 121005261X00620221125_091

発言者: 中野洋昌

speaker_id: 33180

日付: 2022-11-25

院: 衆議院

会議名: 予算委員会