國場幸之助の発言 (予算委員会)
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○國場委員 ありがとうございます。是非よろしくお願い申し上げます。
続きまして、北朝鮮による相次ぐミサイル発射の対応についてお尋ねをします。
北朝鮮のミサイル発射は、我が国への差し迫った危機です。今年に入ってから三十四回、六十七発の発射と過去最多でございます。
現状のミサイル防衛であるイージス艦とPAC3体制では、北朝鮮の高度化、複雑化した飽和攻撃、変則軌道、極超音速への迎撃は困難となっております。
さらに、発射の場所やタイミングが、移動する列車や潜水艦や水中など、複雑化し、事前予測や情報収集も極めて難しくなっている現状を冷静に国民と共有しなければなりません。引き続き、迎撃能力の向上は不可欠です。
同時に、守るべきは国民の生命であり、国家の平和である以上、周辺国の急速に高まった軍事脅威に対抗できる政策判断、つまり、反撃能力は必要です。また、その能力を選択肢として保有することが抑止力の向上につながります。
憲法との関係ですが、従来の専守防衛、憲法の枠内の自衛権の発動である点を確認することも重要です。我が国への攻撃のおそれでもなく、現実にミサイルを撃たれたという被害が生じた時点でもなく、武力攻撃への着手の段階で反撃は可能という立場は、昭和三十一年の国会答弁から変わっておりません。あくまでも、平和国家という国是は変わらないし、変えてはいけない。
今回の反撃能力の保有は、政策的には保有してこなかった歴史的経緯がありましたが、いかなる事態でも国民の命と我が国の平和を守り抜くためには反撃能力の保有の検討が必要になったのだと、総理の言葉で改めて説明をお願いします。