上原淳の発言 (国土交通委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○政府参考人(上原淳君) お答えいたします。
リニア中央新幹線は、東京―大阪間の移動時間が一時間強に短縮され、デジタル田園都市国家構想の実現のための重要な基幹インフラでございます。
このため、未着工である静岡工区につきましては、まず、大井川の水資源への影響に関しまして、科学的、工学的な観点から議論を行うため、国土交通省が有識者会議を設置し、一年八か月に及ぶ専門家の議論を経て、昨年十二月、中間報告が取りまとめられました。この中間報告においては、トンネルの工事期間中、約十か月において想定されるトンネル湧水量が山梨県側に流出した場合におきましても、結果として大井川中下流域の河川流量は維持されるとの専門的判断がなされました。また、南アルプスの生態系などの環境保全につきましても、本年六月、国土交通省が有識者会議を立ち上げ、科学的、客観的な観点に基づいて専門家による議論が行われております。国土交通省といたしましては、水資源や環境保全等の課題解決に向けたこうした取組を着実に進めることにより、早期整備を促進してまいります。
さらに、国土交通省としては、リニア中央新幹線への輸送需要の転移に伴う東海道新幹線の静岡県内の列車本数の増加など、静岡県そして東海地方の発展に資する交通利便性の向上や地域の活性化につきましても、関係自治体やJR東海と連携して対応してまいります。