浅尾慶一郎の発言 (財政金融委員会)
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○浅尾慶一郎君 おはようございます。自由民主党の浅尾慶一郎です。
今御報告がありましたFRCの、いわゆるFRC報告については、この間の大幅な金融緩和によって金融機関の破綻がないということでございますので、最後に過去の破綻処理について時間があれば聞かしていただきたいと思いますが、今日は主にこの政府と日本銀行との共同声明、いわゆるアコードに基づいて、この十年間にわたっていわゆる異次元の緩和を行ってこられました。今日は黒田総裁にもお出ましをいただきまして、この異次元の金融緩和、そしてこのアコードに基づいて実際にどういうふうになっているのかということについていろいろと伺っていきたい、そしてまたいろいろと御教示いただければ幸いに存じますので、よろしくお願い申し上げます。
申すまでもありませんけれども、一応アコードの内容について簡単に申し上げておきますと、この中身としては、日本銀行としては、金融政策をしっかりと行うことによって安定的に二%の物価目標を達成しようということでございます。その一方で、政府は、政府の責務の中で様々な、例えば革新的研究開発への集中投入とかイノベーション基盤の強化、大胆な規制・制度改革、あるいは税制の活用などといったようなことによって経済の構造を変えて、そしてお金が回っていくような仕組みをつくっていく、このことがこの政府と日銀との間のアコードの中身であります。そして、そのことの検証を経済財政諮問会議において行っていくというのがお手元に配付をさせていただいた共同声明の中身でありますけれども、まず、日銀の中において、この特に賃金が上昇し、安定的に物価が二%に上昇していく状況をつくっていくことにどういったことが必要なのかということについて、黒田総裁の方からもしお答えいただければ幸いに存じます。