浅尾慶一郎の発言 (財政金融委員会)
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○浅尾慶一郎君 先ほどもちょっと申し上げましたけれども、今のいわゆる労働市場を見ますと、非正規の方の方が正規よりも賃上げ率が高い。具体的に言うと、例えば観光バス、まあしばらくコロナでなかなか大変だった状況でありますが少しずつ戻ってきている、そこで観光バスのドライバーが足りない、それで非正規の人を雇うと正社員よりも高い給料がもらえると。これは、そちらの方が完全に市場型になっているので高い給与になっているということでありまして、例えばこの、まあこれは財務大臣の所管ではありませんけど、労働市場をもう少し市場を反映させるような形にしていくといいんではないかというふうに思います。
あわせて、先ほど申し上げましたように、この労働市場は、でない理由として、国がお金を出している例えば介護、介護の職種もこれは人が足りないんです。足りないんですが、原資が出てこないから人を雇えないと。ここを変えていただかないと、多分その持続的にお金が上がっていく仕組みというのはつくれないんじゃないかなというふうに思いますので、是非財務大臣は、その要求するのは別の役所だと思いますけれども、そういう要求が来たときにはそうした要求をしっかりと、まあ財政のこと考えなきゃいけないというのはあると思いますが、削らないで出していただくと、結果、賃金も上がっていく形になるんではないかなというふうに思いますので、是非そういったこともお願いしていきたいと思います。
あわせて、財務大臣の所掌の中でできることだと思いますけれども、例えば今会社の中にいらっしゃる方の教育訓練、これは黒田総裁も、たしか経団連の演説の中でおっしゃっておりましたけれども、そのいろんな教育訓練、まあリスキリングというか、そういった形を会社がやっていくことの重要性を訴えておられましたけれども、そうしたことを例えば会社がやったら、いわゆる税制上の恩典を与えるということも考えていただけないか。これは他国の例で恐縮ですが、シンガポールは教育訓練をした場合に四倍償却をして、使った費用の四倍を費用として認めるということであります。シンガポールの税率が、多分法人税二〇%ですから、まあ日本でいえば税額控除をするということと同じで、短期的にその技能を高めた人にはその分の税額控除をするといった大胆なことをすることによってお金が動くような仕組みもつくっていただけたら有り難いなと思いますが、是非もう少し踏み込んだお答えをいただけると有り難いんで、よろしくお願いします。