水野素子の発言 (内閣委員会)
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○水野素子君 委員長、ありがとうございます。
続きまして、宇宙政策につきまして御質問させていただきます。
私、二十八年間宇宙機関で働いておりまして、物づくりを中心に日本の産業に競争力あるいは元気がなくなっていったこと、その原因といたしまして、やはり政治、行政の課題を超えていく必要があると思っております。長期的なビジョンの下に未来の技術あるいは産業を育てる法、政策が必要と考えておりまして、高市大臣のリーダーシップに期待しているところでございます。
まず、イプシロンロケット、こちら失敗は本当に残念でございましたが、瞬時に指令破壊を正常に行えたことで人命、人身に損害を与えずに済みました。我が国の技術と産業の発展に支障が生じないように、原因を究明して、改善して、早期に事業が再開されることを期待して、意見として申し上げます。
さて、二〇〇八年の宇宙基本法によりまして、宇宙は、研究開発のみならず、利用する時代に進展いたしました。産業の進展は大変喜ばしいですが、限られた国の宇宙予算の中で、研究開発あるいはそのための人材育成の優先度が下がってしまったのではないか、長期的な視点で先端の技術を生み出す力が諸外国に比べて弱くなってしまったのではないかと懸念しております。
その観点で準天頂衛星につきましてお尋ね申し上げます。
この準天頂衛星の計画は、当初、宇宙開発戦略本部設置当初から唯一内閣府の自主事業として開発、運用がなされております。
資料を御覧ください。資料十三、御覧くださいませ。
こちら、もう実運用段階に至っておると思われますし、また、測位衛星、これは、米国のGPSは防衛省、DODの事業となっておりまして、この準天頂衛星は日本版GPSとも呼ばれております。
防衛省や国交省など、測位衛星を本来主体的に運用、利用することが期待される省庁が、自ら計画して、予算を確保して運用、利用を行う方が合理的なように思われますが、なぜ内閣府が予算を獲得して開発、運用を今も行っているのか、大臣にお伺いいたします。