上野通子の発言 (文教科学委員会)

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○上野通子君 ありがとうございます。
 コロナ禍が続いたということもあるんですが、せっかくつくったトビタテ!JAPANもあったりしますが、なかなか質の高い留学というのが進まない、不十分だと思います。
 是非とも、やはりもうちょっと文科省にも汗をかいていただいて、大学との連携を深めていただく、また、小中学校とも、小中高ともですね、しっかりと連携しながら、やはり内向き志向を何とか解消する、その努力をしていただきたいと思っております。
 学生の内向き志向と併せて問題なのが自己肯定感の低さです。この自己肯定感を高めるのに必要なのが、資料一の八、ウエルビーイング教育です。次に、グローバル教育同様に外来語であるウエルビーイング教育についてお伺いします。
 自民党の日本ウエルビーイング計画推進特命委員会では、五年前から、GDPだけでは捉え切れない豊かさを、GDW、グロス・ドメスティック・ウエルビーイング、つまり、国民の幸福度や満足度の全体像を調査、分析し、政策へとつなげていくことが重要であるという考えの下に、政府に対しても五回にわたって提言をまとめて提出したなど、政府の政策にも反映され、国民満足度、充実度調査による指標を用いた分析や研究、さらに各省庁横断の連絡協議会を立ち上げるなど、先行して取り組んでいる地方や民間や大学の学会に遅ればせながらも、政府や国会議員の皆様の意識も変化してくださって、事業や政策への取組も前進しつつあります。
 文科省においても、他省庁に先駆けていち早くウエルビーイング教育の必要性を受け止めてくれております。例えば、道徳教育や家庭科の授業、その他の教科においてのSDGsやESDの教育、そしてSTEAM教育などを通してより良く生きるための持続可能な取組を学ぶ場をつくったり、科学技術の面からは、資料七を御覧ください、これは未来を創造する教育としてウエルビーイング社会の実現に向けての科学技術の推進を未来の目標に掲げているものですが、このように、学校教育や生涯教育の中でウエルビーイング教育は随分進んできていると実感しております。そして、今まさに、教育現場におけるウエルビーイングの実現は世界的なテーマにもなりつつあります。
 そこで、いよいよ来年にはG7教育大臣会合が石川県、富山県で開催される予定ですが、教育大臣会合では、是非とも、日本が主導となる子供のウエルビーイングなどについての国際的な議論を深め、予測不可能な時代だからこそ日本から世界へ向けて持続可能な未来をつくるための日本発ウエルビーイング教育の発信をしてほしいと思います。
 実は先日も、特命委員会委員長として、永岡大臣の方にはこの委員会での提言をまとめて提出させていただいたところですが、いま一度、G7教育大臣会合におけるこのウエルビーイング教育を発信するという、その御決意をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

発言情報

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発言者: 上野通子

speaker_id: 25914

日付: 2022-11-15

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会