上野通子の発言 (文教科学委員会)

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○上野通子君 大臣、ありがとうございます。是非とも準備をして進めていただきたいと思っております。
 残念ながら、ウエルビーイングも片仮名、外来語ですので、本来であれば、先日大臣にお会いしましたときに日本語でないのとおっしゃってくださったんですが、私たちウエルビーイング特命委員会としてもうこの議論もずっとやってきたんです。でも、なかなかマッチングする日本語がないというのも現状で、とても悲しいことなんですけど、あのSDGsなども最初何のことやら分からないという状態から日本で始まりましたが、今、SDGsと一緒で、皆さんこのバッジをすぐに、あっ、これでしょうといって、中身もたくさんあるけども分かるよと理解してくださるようになったので、是非ともウエルビーイングも、真の幸せ、より良く生きることということですので、どんどん文科行政の中でも使っていただきたいなと思っております。
 ちなみに、イギリスでもウエルビーイング教育始まっていますが、それを充実させるために人間関係の教育という新しい教科をつくって、それを必修にして導入したということも伺っております。真の幸せを実現するために必要な意識、人間力の向上につながるウエルビーイング教育、是非とも大臣のリーダーシップで前に進めて、G7を成功させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 最後に、部活動について伺います。
 スポーツ庁の有識者会議は、今年六月に、運動系の部活に関し、二〇二五年度末を目標に休日の部活動を地域指導に委ねるべきだとの提言をまとめました。文化庁も、今年八月に同様に、休日の文化クラブ活動について段階的移行を提言しています。が、しかし、各地、各学校からの不安、不満の声が噴出しているのも事実です。
 私も、地元あるいは県外の学校、中学校を視察させていただいて、いろんな意見を聞いてきました。たくさんありますが、例えば部活の主役の子供たちからは、指導者が休日だけ替わってしまうのは不安だ、試合に出られるのか、休日は学校での活動ではなくなるのかなどの心配の声が、保護者からも、地域移行により生徒の自己負担が増えるのではないか、もし事故が起きたときの責任は誰が取るのか、平日は別のチームで練習となるのかなどの不安の声も、そしてまた、部活動を熱心に指導してくださっている指導教師からは、部活の指導がしたくて教師になったのだが、休日の地域への移行となっても指導し続けてよいのか、外部指導者との連携はどのようにしたらよいのかなどなど、ほかにもたくさんの質問が出ています。
 そもそも、部活動の位置付けは、教育課程外であるものの、今でも生きる力を育むための学校教育の一環であるはずです。少子化問題や教師の働き方改革など、部活の負担を減らさなければならない現状は痛いほどよく分かります。もちろん、地域に部活を移行し、子供から大人までが楽しめる総合スポーツや文化活動として展開していくことも、ある意味、人をウエルビーイングにする取組にもつながるかもしれません。でも、元々の部活動の意義の一つは、顧問教師の指導の下で技術力やチームワーク力を高め、人間力を育み、試合やコンテストで勝利することを目指して努力することにあり、それはそれで子供たちのやる気やウエルビーイングの向上にもつながっているはずです。子供も教師も、そして地域の皆さんもウエルビーイングにするためには、どのような今後の部活動を、また休日の移行をしていけばよろしいのでしょうか。
 現在のところ、それぞれの地域や学校における部活動の問題は多種多様な問題を抱えている状態です。もちろん、文科省としてもガイドラインを作って地方へ発信してくれてはいますが、それではまだまだ不十分の状況。例えば、部活の移行アドバイザーやコーディネーターを求める声、教師の兼職、兼業や変形労働時間制での対応の進め方などの相談窓口をつくってほしいということもその中にはございます。
 そこで、今後、文科省としてはどのような対応あるいはアドバイスをしていこうとしているのか、簗副大臣にお伺いします。

発言情報

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発言者: 上野通子

speaker_id: 25914

日付: 2022-11-15

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会