櫻井充の発言 (文教科学委員会)
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○櫻井充君 ありがとうございます。
今の答弁を皆さん聞いていただくと研究費は増えているようにお感じかもしれませんが、実態は全く違っています。
それは何かというと、例えば今、科研費の話が出ました。しかし、この科研費を取るために、大体資料を提出するのに三か月ぐらい掛かるわけですよ。三か月間やって、じゃ、どのぐらいの研究費が取れるのかというと、応募した人たちの大体二〇%前後ですよね。つまり、八割の方々は、三か月間その文章書きをやっているけれど、ほとんど無駄な時間を過ごしてきているわけであって、しかも、数百万の科研費を取って世界的な研究ができるはずがないし継続的な研究ができるはずがないわけですよ。
そうすると、勢い目的になっているのは、目先のすぐ書けるような論文程度しかできないような研究になっているわけであって、秋野副大臣も大学で研究されていたからよくお分かりだと思いますが、そこら辺のところを改善していかないと新しいものは生まれないんだと思っています。
そういう意味で、もう一つ、医者が、我々医療の分野でいうと、医者がほとんどのことを全てやっていると。統計を取った後のデータの分析から何から、それから例えば動物の管理、それから細胞、僕は単離心筋の研究をしていましたが、そういう心筋の取り出しとか、それから器材のセットアップとか。アメリカの場合には、みんなこういうのは研究補助員の方がやってくださって、非常に効率よく研究進んでいるわけです。
日本の研究者と、それから補助員の比率、これを見たときに、世界で最も低いのが実は日本です。ですから、日本の研究というのは非常に非効率なやり方をされてきていること自体が僕は問題だと思っていて、これは現場の先生方が、運営交付金減額されるから結果的には雇えなくなっているんだって、これもう明確におっしゃっているわけですよ。
そういう意味合いでは、効率的な研究をしていくためには、まずこの研究補助員を増やしていかなきゃいけないし、さらに、そのためには運営交付金を増加、増額していかなければいけないんじゃないかと思っていますが、簡潔に答弁お願いできますでしょうか。