梅村みずほの発言 (法務委員会)
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○梅村みずほ君 よろしくお願いいたします。日本維新の会の梅村みずほでございます。
冒頭、報道でもございました葉梨大臣の御発言について、私からも一言申し上げます。
他の委員からも厳しい御意見がございましたが、死刑囚もその刑の償いを終えるまで、この日本社会に生きる一人の人であります。人の命に関係する軽率と思われる発言が、所信表明において人権の重要性を強調しておられた大臣の口からあったということは非常に残念でもあり、また、票や金といった言葉もございまして、見え方によっては政官業の癒着を想起させる御発言も問題があろうかと考えております。
一方で、私も、人の親になって初めて母親というものの苦労が、永田町に参りまして政治家の苦労というものが分かった身でもございます。大臣がこの法務大臣という重責を担いながら日々政務に当たられている、そういった御苦労であるというものは、私の想像には及ばないところでもございます。光が見える仕事ばかりでなくとも、必ず見ている方はいますし、おてんとうさまも見ていると私は信じております。
葉梨大臣におかれましては、重々御発言に御留意いただきまして、また御反省いただいた上で、より一層真摯に法務、司法、検察行政に当たっていただき、国内治安の維持や人権擁護のための職責を果たしていただきますようにお願いを申し上げます。
また、死刑の執行命令書に押印なさる際には、その一枚の紙によって命を終えることになる方にも無垢なる乳幼児期があったということを忘れずにいていただければというのは、これまでの法務大臣にも思っていたことですし、葉梨大臣を含め、これからの大臣にも誰たがわず私が願うところでございます。人の心を傷つけもするし、救うのも言葉であるというふうに思っております。
今日は、一つだけこの発言について質問させていただきたいと思っているんですけれども、昨日、私、武るり子さんという方とお話をしておりました。私の選挙区、大阪に住む方で、少年犯罪被害当事者の会の会長をなさっている方です。武さんの息子さんは、十六歳のときに、少年犯罪、少年らによって命を奪われたわけです。武孝和さんとおっしゃいます。
武さんの息子さんは十一月に亡くなられて、もうすぐ命日を迎えられるわけなんですけれども、そのときに、息子さんの四十九日を迎える前に少年審判が終わってしまったんです。そのときに、年末、電話で家裁の調査官に言われた言葉が、お正月をまたぐので切り上げましたと言われたのだそうです。それは、裁判官から言われた言葉を調査官がお伝えになったということなんですけれども、武さんはその言葉に随分と傷つかれたんですね。ひょっとしたら、調査官にとってみたら事実を申し述べただけかもしれないんですけれども、痛みを抱える方にとってはその言葉が何倍にもなって響くことがございます。
今回の大臣の御発言によって傷つく方が、どなたがいらっしゃるだろうというふうに考えました。ひょっとしたら一般の国民も傷つく方いらっしゃるかもしれませんが、ひょっとしたら刑の執行を待つ方々あるいはそういった御家族の方は、また、私たちそういった対象ではない人間以上に、何か感じていらっしゃるのではないかというふうに思いまして、ちょっと質問させていただきたく思うんですけれども。
先ほど他の委員に答える形で、大臣は、法律にのっとって職責を果たすとおっしゃっていらっしゃいましたので、これから恐らくその死刑の執行に関わる命令書にも押印をされることも可能性としてはございます。その際に、改めて、死刑執行命令書に押印なさる際どのような姿勢で臨まれるのか、お尋ねいたします。