井戸まさえの発言 (法務委員会)
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○参考人(井戸まさえ君) 加田参議院議員とは本当に兵庫県議会議員時代にも、実はこの二〇〇五年に私が本会議でこれ質問したときにやじが飛んだんです。非常にひどいやじで、それに対して、加田議員も含めてですけれども、非常にそこを守ってくださるようなことをしていただいて、だからこそ、こういった無戸籍の問題もある種、その後もしっかりと問題提起もできたと思います。
二〇〇五年からすると十七年がたっているんですけれども、無戸籍というのが二〇〇六年、七年に毎日新聞がキャンペーンを張ったので、その一年で相当理解は進んだと思うんです。
ただ、じゃ、その無戸籍の問題がなくなったのかといえば、そうではなくて、先ほども、国からの通知出ていますけど、よくよく見ると同じような内容が年度しばらくたってからまた出ていたりとかするということは、例えば地方自治体の方たちなんかは二、三年でやっぱりその担当が替わるので、例えば住民票ができるんだといっても、窓口の方ではできないといって、無戸籍の人たちはその窓口の人たちが言うことが正しいとやっぱり思ってしまうので、そこで諦めてしまって、またうちに相談が来て、そして行政に言って、そしてまた通知を出し直してもらうみたいなことというのは、何か、何回も何回も同じようなことをされているんです。
でも、今、ちょうど住民票というのは、私が、自分が無戸籍の子供を産んだときには、当時、神戸市は絶対に出さないと言っていたのが、今はちゃんと裁判とかやれば無戸籍でも住民票が出るとか、条件付ではありますけど、改善はされてきていると思うんです。
一方で、じゃ、今の無戸籍問題って何かといったときには、結局、この裁判とか調停とかやってもなかなか解決が付かない、そういう意味では長期化、固定化というのが非常に問題なんです。そうなると、やっぱり成人無戸籍者という、年度が行って、今もこの国の調査でも七百数名、八百人近くがいる今の状況でも二百人ぐらいは成人なんですよね。その人たちはマイナンバーも持てない。今、マイナンバーがなかったら働けないんですよ。
というような、より厳しい状況に入っているということも、今回の改正も含めてですけれども、本当に対応がもう今すぐやらないといけないというような状況になっているという意味では、じゃ、本当に変わったのかといったらば、そこではないなと、まだまだ十分ではないなということです。
ありがとうございます。