加藤勝信の発言 (本会議)

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○国務大臣(加藤勝信君) 川田龍平議員より六問の御質問をいただきました。
 まず、新型コロナによる死亡者数でありますが、人口動態統計では新型コロナを原死因とする死亡者数を取りまとめており、本年六月までの死亡者数は三万五千三百三十四人となっております。
 新型コロナワクチンに関する情報提供についてお尋ねがありました。
 国民が新型コロナワクチンの安全性や有効性を理解した上で安心して接種できるよう、承認されたワクチンに関する情報を公表し、透明性を確保することは重要と考えております。
 新型コロナワクチンの薬事審査に関する情報については、審査報告書としてまとめられ、治験に関する詳細な情報を含む申請資料とともに、独立行政法人医薬品医療機器総合機構、PMDAのホームページで公表しております。また、関係審議会の議事録についても速やかに公表しているところであります。
 厚労省としては、引き続き、審査プロセスの透明性、公正性の確保を図る観点からも、十分な情報開示や情報発信に努めてまいります。
 新型コロナワクチンの中長期的な副反応、副作用についてお尋ねがありました。
 新型コロナワクチンの接種後に生じた副反応が疑われる症状については、接種開始以降、幅広く国内外の情報を収集し、審議会において専門家に御議論いただいているところであります。例えば、心筋炎、心膜炎については、新型コロナワクチンによるものと疑われる疾患として添付文書上の重大な副反応として記載をしており、また、御指摘の自己免疫に係る疾患としてギラン・バレー症候群については、添付文書上の重要な基本的な注意事項として記載をし、報告状況に応じ適時適切に安全性情報の評価分析を行い、注意喚起を行っているところであります。
 厚労省としては、乳幼児に対する接種はもとより、ワクチン接種後の副反応を疑う症状については、引き続き幅広く情報収集に努めるとともに、最新の報告状況を踏まえ、審議会において新型コロナワクチンの安全性の評価を行ってまいります。
 予防接種データベースの個人情報の取扱いについてお尋ねがありました。
 医療に関する情報は、その取扱いに配慮を要する機微な情報と認識をしております。今般の改正案で設ける予防接種データベースについては、予防接種記録や副反応に関する情報を匿名化した上で格納するなど、個人の特定を行えないような情報管理の仕組みを整備することとしております。
 また、予防接種データベースの情報を第三者に提供して利活用するに当たっては、提供する情報の内容等について審議会で万全に審査するとともに、提供を受けた者に秘密保持義務を課し、違反した場合の罰則を設けるなど、今般の改正案において情報の取扱いに配慮した規定を盛り込んでいるところであります。
 こうした枠組みの下、過去の事案のような個人の特定につながる情報流出事案が二度と起きないよう、セキュリティーの確保に万全を期してまいります。
 新たな感染症の流行を見据えた換気基準等に関するお尋ねがありました。
 感染拡大の防止の基本は、換気等の基本的感染対策を徹底することであります。建築物の空気環境の基準については、建築物衛生法において、多くの者が利用する特定建築物に対し、室内の二酸化炭素濃度一〇〇〇ppm以下となっており、この基準に基づき適切な換気を行うよう求めております。
 エアロゾル感染対策のための換気設備等については、医療機関におけるHEPAフィルター付き空気清浄機等の設置に対して緊急包括支援交付金による支援等を行っているところであります。
 新たな感染症への対応では、新型コロナの三密対策で経験したように、発生早期の段階から飛沫感染、接触感染やエアゾール感染などの感染経路や感染様式、特にどのような場で感染が起こりやすいかについて迅速に調査研究を行い、得られた科学的知見に基づいて感染対策を実施することが重要と考えております。
 超過死亡についてお尋ねがありました。
 我が国の超過死亡の分析は、厚生労働科学研究班において実施をされております。その分析結果についてはアドバイザリーボードで報告されるとともに、国立感染症研究所ホームページにて公開をしております。
 専門家によりますと、超過死亡は本年一月から八月に三万一千人から七万人に上り、新型コロナの感染拡大以降で最多となっております。これまで超過死亡のピークはそれぞれの新型コロナの流行のピーク時に観察されていることから、その要因の一つとして新型コロナの感染拡大の影響が指摘をされているところであります。
 新型コロナワクチン接種は昨年二月から開始されておりますが、この超過死亡のデータから超過死亡とワクチン接種の因果関係を論じることは困難と考えております。超過死亡の動向については引き続き分析結果を注視していきたいと考えております。(拍手)
   〔国務大臣葉梨康弘君登壇、拍手〕

発言情報

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発言者: 加藤勝信

speaker_id: 5843

日付: 2022-11-11

院: 参議院

会議名: 本会議