礒崎哲史の発言 (予算委員会)

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○礒崎哲史君 国民民主党・新緑風会の礒崎哲史です。
 会派を代表し、ただいま議題となりました令和四年度第二次補正予算案に賛成の立場から討論を行います。
 本補正予算案には様々な課題もあることから、まず留意すべき点を挙げます。
 一つ目は、多額の予備費です。
 当初予算、第一次補正予算に続き、第二次補正予算案でも四・七兆円の予備費を積み増しています。国会の審議を経ない形で湯水のように税金を使う現状は、財政民主主義の観点から問題があります。また、その使途についても、議事録が残らないクローズの場である予算委員会理事懇談会での事前説明にとどまっており、運用面での改善が必要と考えます。
 二つ目は、多額の基金が新設及び積み増しされていることです。
 基金は予算の単年度主義の弊害を乗り越え、中長期的な政策の実現に資するというメリットがある反面、国会のチェックが働きにくく、問題が生じやすくなります。経済安全保障法に基づいた指定基金には国会のチェックを働かせる仕組みが導入されており、他の基金についても同様の対応が必要です。その上で、十分な政策目的を果たせていない基金については、国庫返納や解散を求めていきます。
 三つ目は、赤字国債の野方図な発行です。財政規律の観点から見逃すことはできません。
 一方で、給料が上がる経済を実現するための財政出動は必要であり、日銀保有国債の一部永久国債化や外為特会の活用など、財源の多様化を検討するべきです。
 以上、留意すべき点を挙げましたが、急激な物価高騰による国民生活への負担軽減に資することから、評価すべき点を幾つか具体的に挙げます。
 まずは、電気料金の引下げです。
 国民民主党は本件をいち早く選挙公約として掲げ、今国会でも総理に申入れを行い、関連の議員立法も提出しました。結果として、本補正予算案に負担減とするための予算が計上されたことは成果と考えています。
 次に、クリーンエネルギー自動車導入促進補助金予算の増額です。
 十一月半ばには予算切れの状態にあり、消費者や自動車販売の現場にとっては喫緊の問題でした。我々が国会で訴えた結果、当初予算の一・五倍となる七百億円の予算が追加されたことも大きな成果です。
 さらには、災害対策予算の計上です。
 岸田総理への申入れの際には、大規模豪雨災害があった特定地域への速やかな復旧対応の要請でありましたが、対象地域を広げた豪雨災害対策予算も計上されたことから、適切な対応であったと受け止めております。
 以上、評価すべき点を理由に本補正予算案に賛成するものとし、討論を終わります。(拍手)

発言情報

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発言者: 礒崎哲史

speaker_id: 26665

日付: 2022-12-02

院: 参議院

会議名: 予算委員会