河西宏一の発言 (安全保障委員会)

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○河西委員 適切なプロセスの上での最終的なそういう御判断があったということで、大変分かりやすい御答弁、ありがとうございました。
 続きまして、国家安全保障戦略の総合的な国力の第一に掲げられた外交力に関連して、林大臣にお伺いをいたしたいと思います。
 この一年余り、国家の意図、すなわち国の指導者の意思、これが世界を大きく左右すると、まざまざ私も実感をしております。特に最近気になるのは、ウクライナ戦争が長期化をし、周辺国の負担も増しております。そうした中、ここへ来て活発化をする中国と欧州をめぐる動向であります。
 二月のミュンヘン安全保障会議に出席した中国の外交トップ、王毅氏が、ウクライナのクレバ外相と会談して、和平協議を促して、その直後、中国は、例の十二項目にわたる独自の文書を発表いたしました。ゼレンスキー大統領は、当事国だけが和平案を提示できる、これは当然のことであります、そして、領土保全やロシア軍撤退の明記がない等と指摘をする一方で、習近平主席との会談には前向きな姿勢も示しているところであります。
 他方、三月に訪ロした習主席が、米国への対立軸、これを打ち出す中で、昨年来、欧州各国の首脳の訪中が相次いでおります。先週も、話題になっておりますけれども、フランスのマクロン大統領の訪中があり、習主席との会談がありました。中国に和平実現のいわば橋渡し役を期待する場面もありましたし、加えて、中仏の経済協力も加速をした、これも気になるところであります。
 こうした数か月の動きを見ておりますと、このウクライナ情勢をめぐる中国の存在感の相対的な高まりの中において、よしあし、また、望むと望まざるは別としまして、中国主導の和平もあり得るのではないかというふうに見ることもできるんだろうと。我が国として冷静に分析をしていかなければならない流れだというふうに思っております。
 この点に関する政府の認識に加えまして、我が国の対中外交、一層したたかで、国益に資する戦略を求められるというふうに思いますけれども、大臣の御見解をいただきたいと思っております。

発言情報

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発言者: 河西宏一

speaker_id: 20336

日付: 2023-04-13

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会