村山裕三の発言 (安全保障委員会)

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○村山参考人 まず、一点目ですけれども、範囲なんですけれども、一番上に来るのはいわゆるシステムインテグレーターですので、ここはもう範囲として決まると思うんですよね。ここは長年のノウハウを持っているので、これはなかなか取って代われないという部分があります。その下に、それこそ二次、三次、四次というのが、傘が開いているわけですよね。その下をどう定義するかというのは結構難しい問題でして、ここにデュアルユースの民生企業もこれから入れておくべきだと私は思うんですよね。
 その入れるときに、どうしてそこの範囲に入れるかということになるんですけれども、今回の認定制度だと、システムインテグレーターは当然入ってくる。その下の部品メーカーも入ってくるようなことが書いてあるんですよね。そうすると、そこが固定化されてしまうと非常にまずいので、民生企業が入ってこれなくなるので、そこをもう少し柔軟性を持たせて、そこで取って代われるような、民生企業も入れるような枠組みにしていただきたいということなんですよね。
 実は、ここは大変なところでして、というのは、システムインテグレーターにしてみたら、今まで使った部品メーカーがあるんですよ。それで、いい民生企業が出てきて、これを使いたいといっても、こっち側を切らなきゃならないので、そのデシジョンがなかなかできないんですよ。だから、そこをスムーズにできるような、何か手だて、そういうことは必要かなと思います。そうすれば、範囲がちょっと広がってくると思うんですよね。
 それから、ヒアリングしても二〇%しか来ない、これはやはりゆゆしき問題なんですよ。ほとんどデータが入ってきていない。それで、出しているところは、恐らく問題のないところが出していると思うんですよね。だから、これはやはり強制力を持たせないと駄目です、ここは。そうでないと、機能しないと思います。
 逆に、これが七〇%、八〇%に上がっても、あとの二〇%、怪しいところは出さない可能性があるので、そういう場合でもそこに聞きに行けるようなシステムをつくるとか。だから、そこが一番重要なところなので、そういう枠組みも同時にやらなければ、本当のサプライチェーンの強靱化というのは守れないのかなという感じがいたします。
 それから、補助金なんですけれども、これは使い分けだと思います。本当に今、防衛産業はひどい状態なので、緊急的な支援をしなきゃもう駄目になってしまうところがあるんです。そこはもう補助金的にやらざるを得ないんですけれども、それだけだと経営体質が甘くなるので。
 その一方で、先ほど言いましたような、政府設備を使って、そこに投資を促すような形ですよね。だから、それはもう政府の投資です。新幹線と一緒ですよ。ここに新幹線で行きたいのだったら投資するわけですよね。それでオペレーションをやってもらうということで。防衛産業も同じで、こういう機能を持つ機器だとか装備品が必要だというふうに判断すれば、そういう施設を政府が造って投資をする、そこに民間企業をベースに乗せるという形ですよね。そうすれば、かなり前向きな補助金、補助金じゃないですけれども、投資ができるというふうに思います。
 以上です。

発言情報

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発言者: 村山裕三

speaker_id: 10917

日付: 2023-04-25

院: 衆議院

会議名: 安全保障委員会